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鼻整形後のアクシデントによる痛み、炎症、鼻詰まり

  鼻の整形 隆鼻術

まま 40代 女性

20年以上前に鼻にプロテーゼを入れました。

先日歯科医で口を左右に大きく開ける必要があり、何度も行ったところ、鼻が詰まり、鼻周りを触ると中が少し腫れている様な痛みが出ました。

熱も鼻だけ37度5分まで上がっています。額は37度くらいです。見た目は何も変わらないのですが、こういった症状が辛いです。

まだ2日目なのですが、解熱剤を飲む程度しか出来ず不安です。何か良い方法はありますでしょうか。また病院に行った方が良いのでしょうか。

1 名のドクターが回答

九野広夫

2022-09-09

193View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2022-10-11)

他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。プロテーゼ周囲の被膜線維のパターンが変化した可能性がありますね。挿入後20年以上経過しているのであれば、強打していなくても元々多少なりとも被膜拘縮や石灰化が生じていておかしくはありません。

今回の歯科医受診での開口刺激等で「ズレていた」としても「ズレていなかった」としても、病院を受診されて「特に異常はありません」と診断されたとしても、やがて拘縮や硬化が進行することがあり得ます。そして僅かにズレていたとして、それが被膜を突く等の刺激が増幅するため慢性炎症化になる機序が今回の真相だと思われます。解熱剤服用は原因の治療にはなっていません。もしも後発的な締付け感や疼痛、変形や硬化等がみられれば、プロテーゼはそろそろ抜去するタイミングだと考えられます。

シリコンやゴアテックス等の異物は、例外なく人体の中で異物反応が生じるため数年~十数年かけて時限的に被膜拘縮が生じてきます。その程度には個人差がありますが、プロテーゼは決して一生モノではありません。また、当院に御来院された方の中には、鼻腔内の慢性炎症が発症し耳鼻科や脳神経外科を受診されても原因不明であった病態が、10年以上挿入されていたプロテーゼを抜去することで症状が根治された方もいらっしゃいます。

但し、抜去後にも幾つかの問題がございます。デッドスペースへの被膜内漿液貯留や残存被膜の癒着による拘縮、しこり形成等の術後合併症です。抜去後のデッドスペースを埋めるためには、異物であるシリコンやゴアテックス、壊死すれば異物応答反応が生じる耳介軟骨移植は選択されない方が宜しいでしょう。

当院では6ヶ月以上経過すれば自己組織になる人工真皮で補います。これは被膜拘縮も石灰化も起こしません。抜去後数ヶ月してから脂肪注入で形成する方法もございます。抜去だけで何も挿入や注入をされない場合は、特殊な固定法で拘縮を防ぎます。老婆心ですが、万一の場合や今後の御参考になさって下さい。

https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose01/


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