大塚美容形成外科 東京大塚院

20代半ばくらいから、「二重の人はいいなあ～」と、漠然と思っていました。両親とも一重ですが、母は今ばっちり二重です。その母が20代の頃毎晩瞼にセロテープを貼って二重にした話も、漠然と聞いていました。

アイプチ経験は、20代以降、５～６回。なにかイベントがあるときにやっていましたが、２～３時間で取れていました。アイプチ、つけまつげ、コンタクトは三十苦で、しょっちゅうはできないな～という感じ。二重にした時の評判はよかったです。

以前、ネットで見た二重を作る方法で、指で瞼を抑えてそのままテレビをみたりして、4日間ぐらい二重が持続したことがあったのを思い出し、今年に入って、またチャレンジ。寝る前に試しにテープを貼って、指で押さえたり、二重マッサージ、跡はつきそうでした。このまま気長に・・・と思っていましたが、まだまだ時間がかかりそうでした。

今年の6月ごろ、断捨離で写真を整理した時です。
特に大学時代の自分の写真を見て、自分のブサイクかげんに、ほとほと嫌になりました。「このままじゃだめだ！やっぱり一重の重たい目がだめなんだ！」と思いました。子供時代からの3千枚以上ある写真のうち、気に入ったのは、ほんの数枚、目を大きく見開いている写真たちだけでした。写真写りはもともとよくなかったのですが、結局それも、自分に自信がなかったから。そして、「それ以前に、もとがダメすぎる！写真でキレイに見える事も、大事！」「気長に二重のマッサージやテープをやってる場合じゃないな」、と思いました。友達に、片方だけ二重だった子がいて埋没法をやった事を思い出し、連絡してみました。

このクリニックを選んだ理由

病院選びは、悩みに悩みました。二か月かけて6件の病院にカウンセリングに行きました。
友達が埋没法をしたのは10年前、今でもとれていませんが、プチ整形が話題になったころで、一万円だったそうです。当時友人と私は脱毛をしており、その病院で埋没法をしたそうですが、今は埋没法はやる人が多く、お値段も上がり、様子が違います。思い切って決めないと、手術の恐怖から決心が鈍ると思いましたが、結局いろんな先生とお話ししました。「瞼が厚めなので脂肪を取りましょう」というところや、「何点留めかは患者が選ぶ」等、色々ありましたが、話の途中のようなタイミングでカウンセリングが終わってしまうクリニックも多かったです。何件かのクリニックでは「末広の二重にしかできません」といわれました。
カウンセリングで話をしっかり聞いてくれ、せかされる感じのなかった、大塚と、某クリニックで迷いました。もう一つの方では、右目は平行が難しく、片方末広で片方並行・・という事もできるが、末広がいいでしょうと話がありました。HPの大塚美容形成外科のモニターさんの中で、「末広と平行の中間」にされた方がいて、この人の瞼の厚みだったら私の瞼でもいけるかも？と思いました。
石井先生は、ただ真剣なだけでなく、私がなりたい二重、理想の目について、初めて話ができた先生でした。作る予定の二重はそのままにし、眉下を切開して、ギョロ目にならずすっきりした目元になる方法もあると、提案してくれ、それを見て、ああ、こうすればだいぶ綺麗になるな、と自然に思う事ができました。気になっていた平行二重の一種、「末広と並行の中間」もシュミレーションしてくれ、いいな、と思いました。先生の話し方、若すぎず年取りすぎない年齢もよかったです。瞼の他に、「眉間やおでこのしわが気になる」と問診票に記入していたのですが、口元や頬っぺたの気になる点も先生は見事に指摘。すごいなーと思いました。「まずは二重にしてみて、瞼がかぶさってきたら考えてもいいですよ」と先生は言ってくれました。眉下切開は高額だし、シワの話も色々、頭の中は緊張と恐怖で一杯になりました。最後は、色々な病院の症例写真を見比べ、考えました。もちろん、どのクリニックでも、良い写真を選んでいるとは思うのですが、その中でも、石井先生の写真は、ラインがきれいで、先生にお願いしようと思いました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

一回目はカウンセリングのみで伺いました。埋没法、二重の幅等十分な説明がありました。元々の目の形による左右差も、これぐらいまでなら、と説明がありました。眉下切開の話は予想外で、怖くて体の力が抜けましたが参考になりました。話の途中で先生がスッといなくなるような事もなく、終始静かな調子で、落ち着いて説明がありました。手術中に一度、二重の幅の確認があるので、その時点でおかしければ、やり直すと説明がありました。術中の緊張状態で自分の判断に自信がないですが、先生もしっかり見てくれるか？の質問に「もちろん」と返答がありました。他院のカウンセリングで厚ぼったい瞼だと言われましたが、やはり瞼は厚めであり、どちらかといえば、フォーエバーブリリアント法お勧めな様子ではありましたが、結局の所どうなんだろう？という感じで一回目のカウンセリングは終了。後からカウンセラーさんのお話で、先生はどちらでも大丈夫な感じでしたよ、と事でしたがなんとなく曖昧ではありました。しかし、病院の決定を押し付けられるような感じは一切なく、よかったです。　シワの事も相談して、一気に混乱と恐怖に陥ってしまったので、同じ悩みを持つ方は、まずは目だけのカウンセリングをおすすめします。いざ、手術日となり、手術前のカウンセリングで、右目は平行二重はできない、と言われ、焦りました。ラインは末広と平行の中間位なのですが、一回目のカウンセリングの時の狭めのラインに、スッと線が入りませんでした。「ウッソー、できるって言ったじゃん、今更どうしよう」と思いました。瞼の脂肪というよりは、蒙古ひだが強いとの事でした。ええ？それって一回目でわかるものなのでは？実際、鏡の前で先生が作ろうとしてくれているのですが、私の瞼がドテッと下がってきてダメでした。瞼の状態って、日によって変わるのかもしれません。末広も見せてくれました。かなり自然で、先生もそう言ってくれました。もう一回家に帰って考えようかとも思いましたが、言い出せなかったし、それでは手術への決心が鈍ると3秒くらい考えました。「右目の幅をほんの少しだけ広げ、左目ももう少しだけ上にすればできる」という事になり、一回目のカウンセリングの時よりはちょっと幅広目のですが、なくなく？仕方なく？でも後戻りできなくて「これくらいでも遠目にみたらまだ末広」という一言で少しくらい幅広でも！と手術に臨みました。

施術の内容・痛み・かかった時間

「ナチュラル埋没法」二点留めでした。来院前から瞼に毛が生えているけど大丈夫か心配で、事前に電話でも聞きましたが、お姉さんが先生に聞いてくれ、平気との事でしたが先生からも聞きたいとお願いをしました。それから間もなくして手術室入口へ。お手洗いを済ませ、ここでお姉さんとはお別れです。それからエンジ色の上下、手術帽、マスクの看護婦さんが登場、手術室に通され、完全にビビりました。手術経験はありますが当時は眠っていたので見るのは初めてです。小部屋ですが、正真正銘の手術室、照明、手術台。横になるとなぜだか左目がチクチク痛み出し、目薬をさしてもらいました。まもなく先生が入ってきました。先生は手術帽はかぶってなく、何故なんだろう、と思いました。手袋をしてそれぞれの瞼に3回ずつ、麻酔です。右目一回目「チクッ」。必死な思いで先生に、瞼に毛が生えている事を聞いてみました。「大丈夫ですよ～」二回目「チクーーーーッツ」薬が入って行く感覚がしみます。ちょっと痛いですが大丈夫です。三回目・・・・何も感じなくなっています。これが左でも繰り返されますが、上手です。瞼をぎゅっと閉じてしまうこともなかったです。クリップのようなもので糸？瞼？を抑えながら淡々と進んでいきます。常に、目線を下にするように言われるので、一生懸命下を見ます。注射器を持った先生が見え、そのまま注射針が目の中に入ってくるのが恐怖です。時々糸を引っ張る時がつれて痛いですが、2回くらいの我慢です。節目に看護師さんが、「ちょっとちくっとしますよ」「はい、また下をみてくださいね」と声をかけてくれるので、よし、あともう少しだけ頑張ろう、という気にさせてくれます。音楽も流れています。先生はほとんど何もおっしゃらないので、息遣いが聞こえてくるだけですが、「・・取れてる」と聞こえてきて一瞬不安に。しかしまるで愛しい人を見るようなすごい真剣な眼差しが一回見えたので、途中から、この先生に全てをゆだねよう、と覚悟を決めました。途中で両目の二重幅を、起き上がって確認です。左目の目頭が太いように見え、両目頭がひだっぽくなっていました。「せ、せ、先生！！？？こっち太くないですか？」「それはないです」「そうですか」また横になり、続き。手術時間は20分。「あとは看護婦さんのいう事をよく聞いてください」「・・ありがとうございました」・・一言お礼を言うのがやっとでした。

来院から施術後までの様子

手術当日はお風呂に入れないだろうと思い、朝5時に起床、シャワーを浴びました。髪も洗えないと思うので、整髪料はつけずに、たくさんのピン止めで髪を留め、低めのポニーテールで仕事に行きました。予約時間は18:00。道中、もう気が気じゃなかったです。術後は麻酔の後遺症で食べれないかもしれないと思い、駅前でハンバーガーを食べましたが、緊張で食べきれません。病院の指示通りコンタクトをして、メガネを持っていきました。17:45到着。予約時間丁度くらいに個室に呼ばれ、まずお姉さんと施術方法の確認。化粧をしていないか聞かれました。今日は日焼け止めしか塗っていないと告げると、そのままでよいとの事でしたが、ふき取りシートでかるくふき取り。その後数分して先生と術前カウンセリング。15分くらいありました。
一回目のカウンセリングの説明でわからなかったところがないかまず質問があり、それから二重瞼のシュミレーションをしました。上記に書いた通り、右の瞼のラインが定まらなかったのでじっくり相談。
「ナチュラル埋没法」と先生と確認。ペンで手術の印をつけ、上をみたり下をみたり、先生の動く指を目で追いました。先生がその私の瞼の動きを見て、つけた印の最終確認。カウンセリング終了、元の個室へ。
お姉さんと料金、34G針を希望するかとの確認。細い針がよかったので希望しました。笑気麻酔は聞かれなかったので、ないんだな、と思いました。誓約書には、「整形手術は思い通りにならない事もある」等、思ったよりもいろいろごちゃごちゃ書いてありました。それにサインをし、瞼の毛についてお姉さんに心配だと伝え、お会計。
コンタクトをはずし、手術室へ。最後にぎゅーっと先生が目頭を押さえ、止血。手術は20分くらいで終了。オルゴールの音楽が流れていて、総合的にはなんとなく幸せな手術時間でした。術後、すぐに怪我をしたみたいな激痛。看護婦さんが手術室に水をもってきてくれて、痛み止め薬をその場で服用。慌ててタブレットを落っことしてしまったけど、優しかったです。合計二日分を渡され、退出。持ってきた黒縁めがねで電車に乗って一人で帰りました。病院のドアを出たのがちょうど19:00でした。

現時点までの経過

手術中、左目が幅広に見えた瞼ですが、翌朝起きると、今度は逆に右目の方がぜんぜん幅広でした。やはり先生の
「それはないです（左目の方が幅広ということはない）」は正しかったんだな・・・と思いました。
ひだっぽく見えた目頭は、日にちが経つにつれて、もとの奥二重？一重？のラインに吸収されていきました。めやにがでると言われていましたが、術後一週間はほとんど出ませんでした。

三日間はとても痛くて、保冷材で一日２，３回冷やしました。バレバレでしたが、翌日からメガネで新しい仕事に行っています。電車の中では結構見られるので。数日後につば広の麦わら帽子を買いました。
特に右目の方が全然幅広ですが、しばらくは腫れがひくまで時間がかかるのかなーと思います。術後２，３日から左瞼に、紫と赤に内出血がでてきました。術後1週間から10日までは、ちょっと指が触れると、とても痛く、そおーっと目の周りは避けるようにしていました。
寝るときに目をこすらないように、アイマスクをしたりしています。

今日で術後16日ですが、まだ若干の痛みがあり、化粧はまだしていません。瞼も怖くて触ってません。気長に待つつもりです。顔の下半分とおでこに、化粧水と乳液、日焼け止めを塗って過ごし、パソコン用のフチあり色付きメガネで仕事に行っています。若干めやにが増えました。左瞼の内出血はようやく、紫部分が消えて、赤のみとなりましたが、まだ眼のふちの4分の3が赤い感じです。二重幅については結構幅広で、このままなのかなあ、と心配でしたが、今日になってようやく左右の差が少なくなってきました。

このまま右瞼の幅も落ち着いて、はやく左瞼の内出血が消えれば、と思います。
腫れは日に日に人間らしく戻ってきていて、だんだんと綺麗なラインになってきているので順調に回復してきていると思います。

先生の症例写真の方々を見て、
「よしよしよし、だんだん私もこのラインに近づいてきた」と励みにしたりしています。

その他、クリニックへのメッセージなど

カウンセリング一回目と二回目で、右瞼の見解が違っていたので、衝撃でした。実際、手術当日先生と鏡を見ている時、私の右瞼は下がってきて、狭めの平行と末広の中間の線が入らなかったので「この前と違うじゃないですか」とも言えませんでした。また「できない」と正直に言ってくれてよかったです。同時に、他院で「右瞼は平行二重は難しい」と言われた事を思い出し、やはり多くの医師の見解はある程度汲むべきだな、と思い、もっと時間をかけて考えてもよかったのか、末広にすればよかったのか・・とも悩みました。人間の体というものは難しいな、と思いました。それでも、最初のカウンセリングで先生が狭めの平行と末広の中間二重を作ってくれた時は嬉しかったです。脂肪を取りましょう、という事もいわれず、嬉しかったです。

・手術中、先生が黒髪で現れた時は何故なんだろう？と疑問に思いました。手術帽をかぶらないお医者さんもいるのかなあ、と思いました。衛生的にはどうなの？と心配になりました。

・術中、「・・取れてる」と目頭部分？についての先生のつぶやきが聞こえましたが、全身麻酔でないので聞こえています。術後先生はすぐに退出されてしまったので看護婦さんに聞いてみましたが、「そうでしたっけ？」という回答で、その時はいささか疑問が残りました。説明があるか、術後先生とお話しする時間があったらよかったな、と思いました。

クリニックのプライバシー配慮に関しては、大塚院はビルの構造上、引っ越ししかないのかな　笑　と。待合室がせまくてギュウギュウ、受付も仕切りがないです。個室はそのすぐ後ろで、一旦皆と顔を合わせるのは避けられなく、知り合いがいたらアウトです。手術室へ行く時も、一度外に出るので、初めての人にはびっくりする作りです。私はカウンセリングの時見ているので知っていましたが、プライバシーが最優先な方は一度カウンセリングに行って見たほうがいいです。


手術を受けてよかったと思っています。
手術中の先生のつぶやきや、手術帽の事など、気になる事はありましたが、いい結果になりそうなので、感謝しています。

施術後どのような経過を辿りましたか？

術後、二週間余りはかなり瞼が痛み、もう何日か分痛み止めがほしいな、という感じでした。二重部分はぷっくり腫れていましたが、開き直ってメガネで仕事にいきました。一ヶ月間ほとんど瞼にふれないようにし、化粧水、乳液、日焼け止めを顔の下半分に塗ってすごしました。親には「テープを貼っている」といい、家も職場の皆さんも、老眼の方が多く、薄く色づいたメガネでわりと知られずに済みました。四週間経って、やっと左の内出血が消え、一ヶ月経ち、昔からの友人にぱっと見でバレバレでないか確認、大丈夫との事で、化粧、コンタクトを再開しました。
親にバレるのが怖い人は、コンタクトで、家を出る時だけサングラスか伊達眼鏡をして行くのがいいと思います。
5週間たちましたが、まだわずかに左に痛みがあります。

アフターケアの内容とその感想

最初の数日間は冷す感じでしたが、あとはひたすらがまんでした。まぶたをさわらないようにアイマスクをして眠ったりしていました。

満足度、良かった点など

大・大・大満足の仕上がりです！
両瞼は、左右の差もなくなり、手術直前に決めた幅になりました。やっぱり上手な先生を選んだ甲斐があったな！っと思います。

その他、クリニックへのメッセージなど

先生、みなさん、ほんとうにありがとうございました。この先とれてしまわないかの心配はあるものの、綺麗な仕上がりに、大変満足しております。