脂肪注入しましたが吸収されません　しこりにならないか心配です。

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。にこにこさんのお写真とコメントを拝見しました。勿論ある程度（月単位）の時間が経過して生着率が減少すれば多少馴染むこともあり得ますが、術後20日（平均的なダウンタイムが２～3週間であると仮定して）経過してもなお明確な「盛り上がり」があるので、過剰量の注入か、既にシコリになっていることも充分考えられます。

注入された脂肪の一部が術後数日内に壊死を起こし、吸収後にデッドスペースがそのままになってしまうと、皮膚（真皮）の膨隆クセがついてしまうこともあり、特に笑顔時等で目立つ凹凸のムラを残してしまうことがこの部位に生じた場合の特徴的所見（下記HPに類似症例が多数ございます）です。

https://clinic-nine-fields.com/column/sikori-jokyo/

また、この忌まわしい脂肪を無くそうとして「脂肪溶解注射」をしても無効なことが多く、「ステロイド（ケナコルト）注射」をされてしまうと、却って皮膚の菲薄化や凸凹が生じてしまうでしょう。

何故なら、脂肪溶解注射やステロイド注射は生きた細胞や組織にしか効果が無く、注入された脂肪が（壊死組織による反応で）しこりになっている場合などでは、その周囲に形成された蜂窩状の線維化によって表情等によっては浮き上がってくることがよくあるからです。

特にステロイドの場合は、しこり周辺の生きた組織が陥没することもあるため、（肉芽が形成されている場合などは例外ですが）いずれも第一義の治療ではありません。

この状態を治すための技術が当院にございます。部位や程度は異なりますが、下記HPの症例の方と同様の（メスを用いない）技術で治療可能だと思います。もちろん、診察をさせて頂かなければ具体的なプランは立てられませんが、他院による脂肪注入後の治療は2007年以来約17年もの治療実績がございます。

https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/face-fukugo/

経過後も治らなかった場合、宜しければいつでも無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。

九野広夫先生の目の下のくま治療の症例 （アフター）

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