全切開後、皮膚が睫毛にかぶったり切開線が不安定です

樹のひかり 形成外科・皮ふ科　奈良本院総院長

山中佑次男性

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はじめまして、奈良県の樹のひかり形成外科・皮ふ科の院長の山中と申します。
お写真拝見しました。かなりの左右差のある状況でお悩みのことと思います。
まず左目ですが、目の上のくぼみがある場合皮膚が引き込まれることで、予定していた幅より広く見えることがあります。夕方になるの瞼の浮腫みが少なくなるためクボミが顕著になるため、幅も広く見えてしまう事につながります。これを改善させる方法は、目の上のくぼみ部分へのヒアルロン酸の注入や、脂肪移植などで修正することが出来ます。
しかし、お写真を拝見するにそれだけで、これだけの幅の差が出ているのでは無いように思います。術後1か月という事ですので、いくら腫れが強くても概ねの腫れ自体は落ち着く時期ですので、この差は残ってしまうかもしれません。修正をするなら術後3か月以上経た時点で再度外科的な修正を行うしかないと思います。
あと1点、両側の目頭側の睫毛の上に乗る皮膚ですが、これは広い幅の二重を作った時に起こってしまう現象です。特に目頭側の余剰皮膚が多い人に起こりやすく、二重形成術の際に少し工夫をする必要がありますが完全になくすことは不自然さにつながることもあり、デメリットもあります。
二重幅の左右差の調整、上眼瞼のくぼみ、目頭側余剰皮膚の修正など、問題点が多いのですが、同時に修正を試みることはできます。ただ、完全に左右差を無くすことが出来ない可能性もあることをご理解の上、色んな医師のお話を伺ったうえで納得してから修正手術を受けることをお勧めします。

山中佑次先生の二重切開法の症例 （アフター）

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