八事石坂クリニック 名古屋駅前院

・正面からみて、鼻の穴が丸見えになっていることがコンプレックスだったため。

このクリニックを選んだ理由

・以前チェーンの某クリニックにて受けたことがあったが、全てのそういったクリニックに当てはまるとは限らないとは思うものの、流れ作業のような対応で嫌な気持ちになったことをはっきり覚えていたため、次受けることがあれば、鼻を得意とする、個人院で受けたいと思っていた。

・クリニックのサイトを見ていて、とても分かりやすかった。ビフォーアフターの写真と共にどのような施術をしてどうなったか、ということが明確で、ドクターの顔写真も載っていた。

・症例写真が好みだと思った。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

・症例写真が好みだと思った理由について、自分なりに感じたことを書くと、ここのクリニックの症例写真は、顔の複数個所を施術しているものが多いがその分、他のクリニックの症例写真を見ていてよく思う、（…確かに施術したところはきれいになってるけど、それより自分は他の箇所のほうが気になる…）があまりない。他のクリニックが患者さんの希望として申し出たところしか手術せず、特に提案もしない…かどうかは分からないが、こちらは少なくともそうではないな、ということはカウンセリングを受けてみてわかった。どちらかといえば、より高い理想に向かっていくような方向性で、他の方も言っているように、決していわゆる安い所ではないので、その辺がドクターと患者さんの側で考えが合うかどうか、また、説明を聞いて納得できるかどうか。それが、こちらを選ぶかどうかの大きな分岐点になると思う。私は自分の欠点についてプロの目で客観的に分析したアドバイスを求めていて、そのようなクリニックであると感じ、症例写真をみていいなと思った直観を信じてもいいかなと思った。

施術の内容・痛み・かかった時間

・鼻中隔延長(肋軟骨移植)、鼻孔縁形成、鼻翼縮小(内側・外側)＋形成、隆鼻入れ替え、鼻翼基部プロテーゼ、鼻尖縮小
・術中は全身麻酔のため、痛みはなし。
・手術時間は７～８時間

来院から施術後までの様子

・９時半にクリニックに入り、受付を済ませ手術着に着替え手術前写真を撮り、ドクターと事前打ち合わせ。大きなカラー写真がでてきてそれを元にドクターが、鼻先を何ミリ下げることを目標に…と具体的な話をしてくれ、その後まもなくして手術室へ。看護師の方も皆、テキパキと対応をしてくれていて、麻酔がでてくるマスクをして数秒で眠りに落ちたため、その後はおぼえておらず。自分の意識からすると３時間くらい寝ていたのかな？といった頃、話し声が聞こえて目が覚めてきて、麻酔科のドクターから術前に聞いていたことを思いだした。もしかしたら、術中に声が聞こえたりすることがあるかもしれないとのことだったので、（まだ続行か？）と思って怖かったが間もなくして「おつかれさまでした～！」という声が聞こえて、その後、終わりましたよ～と声をかけられたのでほっとした。術中、全身麻酔の管が長時間入っていたため、さすがにその影響らしく、想像していた以上に喉は痛かったが…。術後、休憩しているとき、看護師の方が、お水と一緒にのど飴をくれたのがうれしかった。心配していた、麻酔のせいで気持ち悪くなるということはなかったからよかったと思った。また、看護師の方が私の手に触れたとき「体が冷えてきましたね」と言ったので、麻酔の影響かな？と思ったが、元々冷え性なのと多少まだ緊張していたせいもあったかもしれない。とにかくその時、肩から毛布をかけてくれたのが、ああ、以前のクリニックとは違うな～と思って安心できた。

現時点までの経過

・鼻よりも肋軟骨の痛みのほうが強いと言われていたが、自分の場合は鼻のほうが痛かった。特に手術当日と翌日２日連続で座薬を入れたことが今までの人生で初めてのことで、この２日間が痛みのピークといったところだった。鼻孔縁下降の固定のため１週間、小さく丸めたガーゼを鼻の穴の入り口中央へ詰めていたため、術後から２日目の夜に呼吸がしづらく夜中息苦しさで目が覚めた辺りが最もつらかったかもしれない。それ以降は口呼吸と共に自然と鼻でも呼吸ができるようになっていたので目を覚ますこともなくなった。

・喉の痛みは１週間くらい続いていた。咳をすると肋軟骨が多少痛むので、のど飴と飲み水が必須だった。

・腫れについては術後翌日と翌々日の２日間がピークで、その後少しづつ引いてきた。

・７日後に抜糸、その直後初めて自分の鼻とご対面、小鼻が以前よりも大きくなったみたいに見えたので正直なんだこりゃ…と思ったが、その後もギプス固定は継続、さらに4日後に12時間固定でよくなり、その際再びご対面すると、前回よりも腫れが引いてきていたので少し安心した。

・全体的に大幅な腫れは引いたと思われるが、まだつけっ鼻感があるのでこれから少しづつ細かい浮腫みが引いてくれればと思う。

その他、クリニックへのメッセージなど

・全身麻酔の手術になったが、麻酔科のドクターが常駐はしておらず、外部から来て頂くことになり、その方の予定に合わせないと手術ができない。その件で、看護師の方から何度か日程についての連絡を頂いていたが、はっきりとした返事ができなかったのが申し訳なかった。勤め人の人で全身麻酔だった場合は特に、ダウンタイムなども含め調整をしなければならないので、その点が少しハードルになるかもしれない。

施術後どのような経過を辿りましたか？

・一か月過ぎた辺りで大まかな腫れは引いていたが、その後も今日までの間で細かなことが気になり心配なので、ギプス固定は夜寝る時だけ継続させている。

・鼻先や鼻翼基部プロテーゼを入れた辺りで、まだ少々上から押さえられているような違和感や、小鼻全体もむず痒いような感覚、これらが時折ある。そしてここのところ、小鼻の付け根左側のみ皮脂？が盛んに分泌されるようになり、少々気になっている。

・一か月を過ぎた辺りよりはよくなっているが、小鼻を切ったところの赤みなどを中心に、傷が治るまでの経過だと思うので、回復を願いながらできるだけ安静に過ごしている感じ。

アフターケアの内容とその感想

・術後はクリニックがお休みの日以外、抜糸までの間ほぼ毎日のように検診があり、コンスタントに状態を診てもらえたのがよかったと思う。

満足度、良かった点など

・以前は、斜めからみたとき、向こう側の鼻の穴が垂れ下がったような形で見えていたけど、手術をしてほとんど見えなくなった。正面から丸見えだったのも目立たなくなった。イメージは、マイナス→ゼロ(普通)へだったので、ああやっと普通の鼻になれたのかなと思った。こういう鼻にしてくださいという希望は出しておらず、とにかく鼻の穴が見えないようにということだけを伝えてお任せにしていた。どうなるか…と不安ではあったが想像以上の結果を返してもらえたと思っているので、今後のことは正直わからないけれど現時点では満足。

その他、クリニックへのメッセージなど

・手術が終わり、１時間程の休憩の後、一人で普通に歩いて帰れそうだったのでそう伝えると、クリニックの入り口までドクターや看護師の方が皆、「大丈夫ですか？」と最後まで声をかけてくれて、見送りにきてくれたが、何だか新鮮な光景だった。確かにそのとき、夜７時を回っていてその時間までいた患者さんは自分だけだったと思う。個人院で長時間に及ぶ手術を受けた後。…と考えると普通のことかな？私は過去に大病したこともないから、よく知らないだけかもしれないが。雰囲気的にはそんな感じのクリニックである。