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「でべそ」という状態は、なぜ起きるのでしょうか。これを理解するには、まずおへその構造を知っておく必要があります。

おへそとは、胎児の時に母体とつながっていた管(いわゆるへその緒)を、出産時に切り落とした時に、赤ちゃんのお腹に残った部分です。
通常はへその緒を切り落とした時に、乾燥・脱落した部分が収縮し、凹んだ状態になります。

表面から見るとただの凹みに見えますが、その内側には瘢痕組織というものがあります。
この瘢痕組織が内側から押されると、本来凹んでいるべきおへそが出っ張ってしまうことがあります。
このような症状を「臍突出症」といいますが、これが一般的なでべその仕組みです。

でべそにはもうひとつ、ヘルニアを伴う「臍ヘルニア」があります。
瘢痕組織が押し出されるのではなく、腹腔内容が皮膚と腹膜に包まれた形で外側に出っ張っている状態です。
妊娠や肥満が契機となってでべそになった場合や、痛みがある場合、過去に「鼠径ヘルニア」になった経験がある場合には、一般的なでべそではなく「臍ヘルニア」である可能性があります。

またでべその部分が柔らかい場合には「臍ヘルニア」である可能性が高いといえます。
これは病気の一種です。そのため美容外科ではなく、一般外科で治療を受ける必要があります。

瘢痕組織の一部を切り取る施術 「臍の再建術」を行います。

施術時間は30分程度。局所麻酔で行います。

縦長の美しいおへそになるように、切開線も縦方向にデザインするのが一般的です。
デザインは、患者さまのご要望に合わせることができます。
瘢痕組織は固く厚みがあるので、メスで一気に切開するのではなく、メスとハサミを併用して慎重に切開していきます。

瘢痕組織をある程度切除した後は、瘢痕組織を覆っていた皮膚の大きさや厚さを調整した上で、おへその穴の底の部分に縫合固定します。

最後に綿球を使っておへその穴を十分に圧迫し、さらにお腹の左右を引き寄せるようにします。
施術後10日ほどで抜糸しますが、1ヶ月間はおへその穴を綿球などで圧迫固定します。