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豊胸術(バッグ挿入法)

◎豊胸術(バッグ挿入法)
人工乳腺のバッグを胸に挿入してバストを大きくする方法です。バッグを挿入する位置には、3通りあり、乳腺の下に挿入する「乳腺下法」、大胸筋膜の下に挿入する「大胸筋膜下法」、大胸筋の下に挿入する「大胸筋下法」があります。その人その人に合った方法をご案内します。

◎〜乳腺下法のメリットとデメリット〜
【 長 所 】
● 乳房の形を整えやすい。
● 術後の回復が早い。
● 大胸筋の動きで乳房が変形しない。

【 短 所 】
● 痩せている方は、バッグの辺縁などが分かりやすい。
● 被膜拘縮の発生率が若干他のものより高い。

◎大胸筋膜下法のメリットとデメリット
【 長 所 】
● 乳房の形を整えやすい。
● バッグの辺縁が触れにくい。
● 術後の回復が早い。
● 大胸筋の動きで、乳房が変形しない。

【 短 所 】
● 痩せている方は、下方でバッグの辺縁などが分かりやすい。

◎大胸筋下法のメリットとデメリット
【 長 所 】
● 上半分において、バッグの輪郭がわかりにくい。
● 乳房のレントゲン撮影を妨げにくい。
● 被膜拘縮の発生が低い。

【 短 所 】
● 腕を動かす際に、大胸筋の収縮によって乳房がほんの少し、変形することがある。
● 術後の回復にやや時間がかかる。
● もともとの乳房の形によっては、乳房下溝(アンダーの位置)が2つにみえる場合もある。

◎バッグ挿入法の気を付けているところ
「バッグを入れるだけの手術だから、どのクリニックでやっても一緒」と思われる方もいらっしゃるようですが、容易に考えるとバッグを挿入しただけなのに、結果が全然ちがうことになりかねません。バッグ挿入後の仕上がりに大きく左右させる要因は次のようなことがあります。

【バッグの挿入位置が正しく選択されているか】
バッグの挿入方法は、3タイプありますが、どの方法を選択すれば良いのかは当院の医師が一人一人に合った内容(元々のバストの形、大きさ)で決めていきます。この決定が一番重要で、間違った選択をされるときれいな仕上がりにはなりません。

【バッグが挿入される空間を十分に作っているか】
どの挿入方法でも、バッグが挿入される空間を作っていきます。この空間を自由にバッグが動くことによって、違和感の少ないバストになります。つまり、元々バストが大きい人と同じように、仰向けに寝た時には、左右にバストが流れ、触った感触も凝り固まったようなバストではなくやわらかい感触になるために、この空間を十分につくることが重要になっていきます。豊胸術で空間を大きく作ることは、技術と手間が必要です。

【術後、血腫をつくらないこと】
豊胸手術での合併症として、手術後に出血が起こり、血液がたまってしまうことを術後血腫と言います。術後血腫が起こると、その血腫を抜く処置が必要であり、豊胸手術後の経過が長引きます。また、術後血腫が起こった場合は高い確率で拘縮が起こります。この拘縮が起こると、バッグは固くなり、不自然なバストになります。つまり、術後血腫をいかに防ぐかが、きれいな仕上がりのために非常に重要となります。当院では、手術時の工夫により、術後血腫が起こる確率を限りなくゼロにしました。そのため手術後の経過も非常に良く、仕上がりもきれいです。

◎治療の流れ
1, 全身麻酔あるいは、局部麻酔と静脈麻酔を併用し、麻酔をかける。
*全身麻酔は専門の医師が行います。(麻酔が効いている間は痛みを感じることはほとんどございません)
2, バッグの挿入口を切開する。
*挿入口は、ワキか乳輪からがほどんどです。医師の診察の際、状態をみて判断いたします。
3, バッグを入れる空間を作る。
4, バッグを入れる。
5, 挿入口の縫合
6, 包帯で固定(テーピングのようなもの)
*挿入口は、ワキか乳輪からがほどんどです。医師の診察の際、状態をみて判断いたします。
7, 術後3日間そのままで固定
*固定箇所はぬらさないで下さい。
8, 4日以降に固定をはずしに来院
9, 7日以降に傷口の抜糸に来院
*問題なければマッサージを開始。マッサージの指導を行います。
10, 1ヶ月間、週に一度マッサージの確認のため来院
*この時期のマッサージがとても重要です。マッサージが不十分の場合、再度ご指導いたします。
11, あとの2,3ヶ月間は問題なければ来院して頂くことはございません。

ご自身で毎日マッサージを行って下さい。