湘南美容クリニック 新宿本院

口角の飴が入っている様なプックリしたふくらみ（たるみ）が以前から気になっていて、4年位前に溶ける糸のフェイスリフトを他院で２回やりました。やったばかりの時はフェイスラインが、美容クリニックに良くあるビフォア・アフターの写真のようにシュッと上がりましたが、口角のたるみだけは取りきれず、フェイスラインも３~６か月位で戻ってしまいました。
やはり糸によるリフトアップは持続期間が短いし、定期的にやるのにはコストもかかるので無理！と思い「切る手術」はずっと避けていましたが、年齢的にも最後のチャンスかと思い、最後まで迷いながらも、今回の施術を思い切って決断しました。

このクリニックを選んだ理由

以前、ヒアルロン酸の注射でお世話になり、その時に登録した会員のポイントが利用できたので、こちらを選びました。また、今回施術したフェイスリフトや眉下切開の症例の写真も参考にしました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

施術メニュー自体が簡単な手術ではない為、費用も高額ですし、4月に色々なイベントがあるので、ダウンタイムや傷跡の事が気になり、かなりギリギリまで迷いました。
初めに受けたカウンセラーの方は感じも良く、施術をそんなにゴリ押ししてこなかったので良かったと思います。
担当のドクターは大人しい感じの方で言葉少なげでしたが、「口角の弛みを取るのに、他に切らないやり方は無いですか？」と聞くと一言「ありません！」とハッキリおっしゃったので、逆に決心がつきました。
傷跡のことはカウンセリングで質問しましたが、デメリットや痛みの事も聞けば良かったと思いました。

施術の内容・痛み・かかった時間

耳の裏側はカウンセリングの時に切る予定では無かったと思いますが、実際には、こめかみから耳の前方を縦に耳たぶの下を通って耳の裏側半分まで切られていました。
眉下切開と同時手術でしたので、静脈麻酔と笑気麻酔を使った為、フェイスリフトの時少しだけ痛みを感じた位です。
眉下切開と右耳の縫合が終わった後に、担当ドクターがどこかに呼ばれて行ってしまい、麻酔が切れて頭がハッキリしていたので、待たされていた時間がとても長く感じ、傷がどんな感じになっているのか、麻酔が切れて痛くならないかとか、とても不安でした。
しばらくしてドクターが戻り、麻酔を追加して、もう片方の耳の手術が始まり、その後残っていた点滴をリカバリールームでベッドで座りながら受けていた時はすでに開始から３時間位は経っていたかと思います。

来院から施術後までの様子

予約時間に受付を済ませ、待合室で待っているとしばらくして番号を呼ばれ看護婦さんに手術室へ案内されました。
バスローブに着替え、術後の過ごし方やお薬の説明を受けて、その後写真室でビフォアの写真撮影。
手術前の準備をし、オペが実際始まったのは受付から2時間後位かと思います。
手術中、ドクターが席を外していた時間がどの位か良く分かりませんが、3時間位でオペが終わり、リカバリー室で30~40分位、点滴をしながら休みまみした。
手術直後から傷がズキズキ痛んだので、点滴に痛み止めを入れてもらいましたが、全く効かず、鎮痛剤も服用しました。
麻酔は殆ど取れていて頭もハッキリしていましたが、帰りはタクシーを呼んでもらい、看護婦さんがタクシーに乗るまで見送ってくれました。

現時点までの経過

フェイスリフトは切る範囲も広いし、テンションをかけて縫合したり、頭でも神経の敏感なこめかみ部分を医療用ホチキスで、いくつも留めていたので、想像していたよりはるかに痛みがありました。
特に手術当日から3日間は顔もパンパンに腫れ、座薬や鎮痛剤を複数回使用しないと夜もゆっくり寝られませんでした。
6日目位から腫れも引き始め、1週間後に耳周りの抜糸を看護婦さんにやってもらいました。
11日目はこめかみ部分のホチキスを外したのですが、初めての抜鉤で不安でしたので、ドクターにやって頂ける様電話で予約をしていましたが、その日も看護婦さんがやりました。抜糸は今まで他院ではドクターが直接やっていたので、ちょっとびっくりしました。
こめかみ部分のホチキスの痛みが一番ズキズキ辛かったので、それを外すと少し痛みは和らいだ感じがしました。
ただ、外したその日以降、フェイスラインはスッキリしていますが、一番気になっていた口角のたるみが少し戻ってしまって悲しいです。
耳の前方の傷は現在術後20日以上経ち、大分目立たなくなってきていますが、耳の裏側がギョーザの皮を寄せた様に、シワとボコボコ感があるのが心配です。それと耳の違和感がまだかなり強いことと、傷跡がたまにズキズキすることもあります。

その他、クリニックへのメッセージなど

フェイスリフトは切る範囲も広いし、痛みやリスクもあるんだということを痛感しました。
痛みに弱い方はやらない方がいいかもしれません。
口角の弛みアプローチには最終手段かと思って手術を受けましたが、早々と弛みが少し戻ってしまい、正直ちょっとガッカリです。
また１か月検診の時に相談させてください。お世話になりました。

施術後どのような経過を辿りましたか？

術後3か月が経過しました。手術を受けた一番の目的の口角の弛みは施術前よりは良いと思いますが、斜めの角度から見ると、やや弛みが出ています。法令線は薄くフェイスラインもスッキリしています。
ただ一番気になるのが、両耳の付け根部分（得に左耳の前方辺り）が膜が掛かった様なつっぱり感と違和感が、なかなか取れないこと。それと耳の裏側の傷がまだ目立つ為、髪をアップに出来ないので、ずっと長かった髪をバッサリ切りました（涙）ズキズキするような痛みは軽減されましたが、まだ横向き寝すると耳の辺りが少し痛い感じがするので、仰向けにしか寝られません。美容院でのシャンプーもまだ受けられません。

アフターケアの内容とその感想

術後1か月後の経過観察以後、通院や自宅でのケア等、得に何もありません。
耳周りのつっぱりや違和感、傷跡が長引くようなら心配なので、診察を受けたいと思います。

満足度、良かった点など

施術の目的の結果満足度としては、一番気になる箇所が早々に戻ってきてしまったので、50点！ですが、切開手術の傷跡や後遺症（違和感・つっぱり感）が回復するまでは、まだ満足とは言えません。
良かった点はフェイスラインがスッキリしたこと。
担当医の方が結果を考慮し、施術をして頂いたのかもしれませんが、今回の手術ではカウンセリングの時点で、耳の後ろ側まで切開することは聞いていなかったので、予定外の傷がなかなか回復していないという点も不満です。

その他、クリニックへのメッセージなど

施術前のカウンセリングの時に術後の顔と耳の前側の写真を見せてもらいましたが、耳の裏側の傷が一番残っている部分の写真は見せてもらえませんでした。傷がある程度きれいに回復するのか不安です。個人差もあるとは思いますが、術後の傷跡や痛み・違和感の後遺症が長引くこともきちんと話して頂けた方が良かったと思います。