脂肪吸引1ヶ月半で変化がありません

Kunoクリニック 梅田院総院長

九野広夫男性

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初めまして。医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。
Tさんの術前後のお写真がないため、あくまでも専門的見地から一般論で申し上げます。

術後1ヶ月半前後の状態では、線維化による拘縮や肥厚化がMaxレベルから下がり始める頃で、多少の厚みが残っている可能性がある時期です。今後は月単位で手術によって生じた分の過形成線維化は減少してゆくと思われます。それでもヒップサイズが変化しない場合の原因として考えられるものは、仮にVASERシステムを用いていたとしても
●吸引量が単に少なかったか細やかなデザインがなされていなかった、或いは担当医の手術時間に余裕がなかった
●担当医がVASER認定医でないか、認定医であっても臀部の脂肪吸引経験が浅くて未熟なのか、超音波モードを不適切に使用していたか、或いは（坐骨神経痛や凸凹、タルミ悪化等の）合併症を防ぐ目的で、控えめ吸引をモットーにしていたか
●Tさんの臀部に何らかの病変部があり、特定部位の吸引を避けなければならなかったor元々皮下の線維性組織率が高く脂肪が少なかった

等が挙げられます。然しながら多くは上記2者の理由が殆どで、仮に3番目の理由であったとしても当院なら術前相談で打合せや説明、実際の診察とシミュレーションを徹底して事前に予測吸引量と、類似症例を提示して予後予想を申し上げています。

当院では九野が、国内で唯一VASERのダブルライセンスを取得して13年以上の症例や実績を上げ、全症例医療事故無く（他院吸引後に凸凹やタルミ、取り残し等の問題を含む）他院のVASER術後修正（過去、日本国内の認定医・非認定医の修正）まで担当しています。HPには、Tさんと同様の症状の方が多数いらっしゃいます。経過後にも治らなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。

九野広夫先生のベイザー脂肪吸引の症例 （アフター）