こうべ花時計クリニック

施術の解説

まず太腿と腰部からベイザー（超音波を用いた脂肪吸引器）による脂肪吸引を行い、コンデンスリッチファット法（遠心分離機を用いた脂肪の精製法）にて純度の高い健康な脂肪細胞のみを抽出します。
次に腋窩に刺入したカニューレを通し皮下（皮膚と乳腺組織の間）と乳腺下（乳腺組織と大胸筋の間）に左右それぞれ約300ccずつの脂肪を塊にならないように万遍なく丁寧に注入しました。

コンデンスリッチファット法を用い、脂肪の生着率を高めることと、万遍なく散らした脂肪注入法によりしこりの発生を極限まで減らすことが出来ます。

腋窩に刺入したカニューレから脂肪注入を行っているのは私の知る限り当院のみです。
通常は乳房下溝線（アンダーバストのライン）などに1～数ヶ所の針穴をあけてそこから注入します。
針あとが目立つことは少ないですが、体質によっては目立つこともあります。
当院の経腋窩法では乳房に一切の針あとも残さないので安心です。
ただし腋窩から万遍なく乳房全体に形よく注入するのは至難の業で熟達した技術を必要とします。

術翌日の写真に針あとが全くないことと、3ヶ月後の写真のように良好な乳房形態をご確認ください。
脂肪注入による豊胸はシリコンジェルバッグを用いた豊胸のように触った時の違和感もほとんどありません。