恵聖会クリニック 心斎橋院

足を閉じて立ったときに正面から見ると小陰唇がはみ出しているのが分かり、温泉など人前で裸になることが苦痛だったのと、右側の小陰唇が左の倍ほどの大きさで左右差があり、ズボンを穿いて歩くと擦れて痛みがあったのと黒ずんで見た目が悪かったことが悩みでした。
ネットで調べるうちに手術で改善できることを知り、貯金と仕事で連休が取れるときを見てクリニックの予約をしました。

このクリニックを選んだ理由

術後にクリニックから自宅まで電車に乗ることを考えて、始発駅であれば電車内で座れるのでなんば経由で通える心斎橋院を希望しました。
しかし予約した手術や検診の日程だと女医さんが京橋院にしか居ないとのことで、手術やその後の通院も京橋院になりました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

初日はカウンセリングのみを希望しました。個室でどんな悩みがあるか一対一で問診をしたあと、下衣のみタオル地のスカートに着替え、診察台に
横になり女医さんに視診してもらいました。その際、副皮という陰核周辺の皮膚も切除した方がいい、とのことで広範囲での手術が決まりました。
その後手術の契約書を記入しながらなにか希望はありますか、と聞かれましたが、そのときは何も浮かばず……局部麻酔がとても痛いと聞いたので静脈麻酔を希望し、手術の6時間前から絶飲食の指示を受けました。あとで、このときに具体的にどのように切るのか、モニターの方の写真などでデザインの話をしておけばよかったと少し後悔しました。
また、先生方は手術し慣れているのか、初回のカウンセリングが淡々と進み、手術を受けるのは私なのに置いてきぼりになっているような印象を受けたのが気掛かりでした。
私は夜勤明けから５連休を取っていたので、明けの日の午後に手術を希望しましたが、当日女医さんが京橋院にしかいないとのことで、そのように予約をとりました。

施術の内容・痛み・かかった時間

静脈麻酔をするため、14時30分に来院するよう言われました。
手術が終わったのが16時半頃で、その後ベッドで横になり出血量などを見てから帰ってもいいと言われました。クリニックを出たのは17時20分頃でした。
手術中は触られていることは分かりましたが痛みはほとんどなく、麻酔が切れてくると局部麻酔をその都度追加してもらいました。
クリニックを出たころは歩きにくさや擦れる痛みがある程度でしたが、30分ほどで患部がピリピリとしてきて、一時間ほどすると座っているのも難しいくらいの痛みがあり、処方された鎮痛剤と消炎剤を服用しました。
当日の夜は座っているのも辛かったため、早々に横になりました。

来院から施術後までの様子

到着後、受付で先に支払いを済ませ鎮痛剤と消炎剤を受け取りました。奥に通されて洗顔をして化粧を落とし、病院着に着替え手術台に横になりましたが、開脚台がなく、手術台の足元に椅子が２つ用意されており、その上に片足ずつ乗せて自力で足を開いていてと指示がありました。私は体が固いので足を開いた状態をキープすることが難しく、手術が終わってからお尻の辺りの筋肉が疲れている感じがしました。
体勢が整ったので静脈麻酔の準備が始まりましたが、血管が細いせいでなかなか針が入らず、３回目の注射で管が固定できました。注射を失敗されるのは慣れているのでこの点は特に何も思っておらず、先生と看護師さん４人がかりだったので申し訳ないなぁ…と思っていましたが、顔の横に袋やガーゼなどゴミを置かれたことが少し気に障りました。
たぶんこの辺りで３時頃。そこから静脈麻酔が始まり、「頭がくらくらしてきますよ」「どうですか」との声かけに「少しくらくらしてきました」と返してから、体の感覚がなくなりました。しばらくして女医さんたちの声が聞こえるようになり、光を感じるようになり、自分が口呼吸していて口腔内が渇いているのに気付き、先生から「大丈夫ですか」と話しかけられたのに返事をすると「10分くらい寝てましたね」と言われました。そこから体の感覚が戻り、指が動くようになったので「今何時ですか」と聞くと「3時20分です」と。少しして「左が終わったので右側の手術に入ります」と教えて頂きました。
また少しして、お尻に温かいものが伝っていることを感じ、血が流れていることや温度の感覚が戻ってきたことが分かりました。患部が引っ張られたり拭われたりという手術の過程もなんとなく分かりだした頃、ピリピリとした痛みを感じだし、少し我慢しましたが痛いとはっきり感じた時点で伝え、局部麻酔を追加してもらいました。局部麻酔に関してはなにか刺されたことは分かりましたが痛みはなかったです。
4時頃に手術が終わり、手術室の隣のベッドで少し横になったあと、看護師さんがジュースを持ってきてくれ、水分摂取してまたしばらく安静にしてから、トイレに行きました。排尿が問題なく出来ていることを確認し、患部の出血量を見て、問題ないとのことで着替えて帰宅になりましたが、下着に持参したナプキンを付けただけで圧迫するなどの処置がなく、大丈夫かなと少し不安はありました。

現時点までの経過

初日は出血が多く、トイレに行く度にナプキンを替えていましたが、生理と重なってしまったため出血量が分からず、3日後の検診に任せようと思っていました。腫れが酷く、しゃがむと痛みがあるため靴下や靴を履く動作が辛かったです。歩いているときは股に何かが挟まっているような感覚が常にありました。
3日後の検診で、右側が通常の経過をたどっていない、血腫ができている、と言われました。そのまま急遽手術になり、再度開いて血腫を取り縫合し直すことになりました。
このときは洗顔はなく、下衣のみ着替え、手術台に横になりました。看護師さんが名乗って挨拶をしてくださり、少し安心感。抜糸をしてから、絶飲食していなかったため局部麻酔のみをしましたが、これが痛くて少し涙が出ました…。このときも看護師さんが手を握ってくださるなど心配りをしてくださって、とても助かりました。
手術後同じくベッドで安静にして患部のチェックをしましたが、前回と比べてほとんど出血がなく、また血が溜まっているのでは…と不安になりましたが、患部は問題ないとのことでまた薬を追加でもらって帰宅になりました。痛みを感じだす時間や患部の痛さは初回の手術と変わらず、なるべく体に響かないようにゆっくり歩いて帰りました。
また3日後に検診に来てください、と言われましたが、3日後から仕事が始まるため、2日後に検診して頂くことになりました。その2日後の検診では問題ないとのことで、じゃあ次は1ヶ月後に、もしなにかあればすぐご連絡ください、と、来月に予約を取ったのみになりました。

その他、クリニックへのメッセージなど

自宅でのケアはウォシュレットや洗浄綿で、と初回のカウンセリングで書面で指導を受けていましたが、さらっと文章を読んだのみで具体的に教えてもらうことはカウンセリングでも手術当日にもなく、術後に圧迫したりというケアもなかったことが少し残念ではありましたが、2回目の手術から2～3日経つと腫れも引いてきて出血もかすり傷程度になり、正面から見ても小陰唇が出ていないことは嬉しく思っています。ただ、どのタイミングでついてしまったのか、左の大陰唇に縦に大きな黒ずみが出来てしまったのがまた残念なポイントです…。患部の傷が落ち着いたら、自宅でケアを頑張っていこうと思っています。