湘南美容クリニック 横浜院

団子鼻で笑うと鼻翼が横に広がり、お世辞でも可愛いとは言えない笑顔でした。小学１年生からずっとコンプレックスで人前で笑う時は鼻から下を手で隠して笑うようにしていました。中学生の頃母親に「整形させてください」と土下座をしてとても叱られた記憶があります。また、SNS時代となり友人や家族と写真を撮ることが増え、写真に映った自分の姿を見る事がとても苦痛であまり写真に映らないよう心がけていました。友人からカメラを向けられた時も「やめて！」ときつく当たってしまい、その場の雰囲気を壊してしまったこともあります。私も顔を隠さずに笑いたい思い手術を決意しました。

このクリニックを選んだ理由

整形はずっとしたいと思っておりコツコツ貯金をしていましたが、SNSにある膨大な情報から、日本と韓国どちらで手術をしたら良いのかも分からず、思ったような形にならなかったらどうしよう。という不安からクリニックを選択するのにかなりの時間がかかりました。脱毛の為に来院した際、今回担当して頂いた先生の症例をみて、とてもきれいだと感じた為カウンセリングを依頼しました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

私の思い描いていたカウンセリングは、SNSでみた韓国の医師との楽しそうな会話や整形の事を題材にしたドラマのような、医師が患者に対して親身になって寄り添い、デザインなども詳細に話し合うものだと思っていました。しかし実際のカウンセリングでは、わくわくして担当の先生に「こんな鼻になりたいです」と理想の鼻の写真をみて頂いたところ、はっきりと「その鼻にはなれません」と言われました。正直、血の気が引きました。それから、私の鼻を手術をしてどこまで理想に近づけられるか、どうすれば美しくみえるか、整形にも限界があること、無理な整形をした場合の術後のリスクについての説明を受けました。先生は淡々とした口調でにこりとも笑わず、少し怖かっです。20歳頃から約6年間、整形に関して沢山の事を調べて来た為、理想の鼻にはなれないという事は分かっていたつもりでしたが、実際先生の口から直接告げられた時はとてもショックでした。しかし、最初に先生がはっきりと伝えてくださった為、整形は魔法ではない事を改めて実感し、手術までの間に心の整理をする事ができました。思ったような形ににならないということは悲しかったですが、先生にカウンセリングを依頼して良かったと思います。

施術の内容・痛み・かかった時間

鼻中隔延長 (耳軟骨) 鼻尖部軟骨移植 鼻尖形成術3D法 プロテーゼ 小鼻縮小(内側法) を受けました。手術は4時間ほどだったと思います。耳の軟骨に関して痛みは全くありませんでした。鼻は時折拍動性の痛みを感じましたが、鎮痛剤で疼痛コントロールができたため、苦痛に感じることはありませんでした。

来院から施術後までの様子

当日は9時30分に来院しました。支払いを済ませ、「とうとう今日だ」というわくわくした気持ちと不安な気持ちでいっぱいでしたが、看護師さんがとても優しく丁寧に準備、術後に関しての説明を再度してくださり安心する事ができました。OP着への着替え、写真撮影、トイレを済ませ、術中尿道カテーテルを挿入することを提案されましたが、申し訳ないながらも「いれたくないです」と言ったところ「必要になったら挿入しますね」という条件で気持ちを汲み取って快く要望を受け入れてださり助かりました。術直前に先生とデザインの最終チェックをする時間がありました。一つ一つの施術に対して淡々ではありましたが「こうするようにします」と説明をしていただき安心しました。手術台に乗った後は術中動かないようベットに安全帯で固定されるのですが、その時に手が震えてしまい一番緊張しました。しかし看護師さんが優しく声をかけてくださり、リラックスできるよう音楽もかけていただいて看護師さんの配慮が嬉しかったです。また、準備の時に笑気麻酔をしてもらっていましたが、時間も短く、極度に緊張していた為か効果は感じませんでした。先生が手術室に来られて「お願いします」と伝えたところ「お願いします、頑張ります」と言っていただけて、とても嬉しかったです。麻酔薬を投与されてからは、点滴をしていた左腕から肩にかけて薬が入ってくる痛みを少し感じましたが、すぐに目の前がぼーっとしてきて、気づいたら手術は終わってました。術後覚醒してから先生が鼻にテーピングをしてくれている時に鼻に拍動性の痛みを感じました。耳軟骨に関しては痛は全くありませんでした。術後、看護師さんが切除した皮膚をみせてくれました。「無事に手術終わったんだ」とホッとしました。この時14時45分でした。手術室から回復室に移動して看護師さんがすぐに鎮痛剤と麦茶を持ってきてくださり、麦茶がすごく美味しかったです。薬をすぐに内服した為、強い痛みを感じる事なく手術を終えることができました。

現時点までの経過

【術直後】鼻にギプスと綿球を詰められていた為圧迫感と鼻呼吸ができないのが少しストレスでしたが、痛みも鈍痛程度で腫れもほとんどありませんでした。綿球が少しずつ出血で滲んで来ましたが、看護師さんから少量の出血はありますと説明をうけていた為、焦ることもありませんでした。
【DT１日目】頭を高くして寝るように心がけていましたが、前額部〜口周囲にかけて目が開けられないほど腫脹しました。目の下には皮下出血が確認できました。目を開こうとすると下まつげが目に刺さって涙が出る為ほとんど目を開けませんでした。口も少ししか開口できない為、飲水もストロー無しでは出来ない状況でした。また、鼻呼吸ができず、ずっと口呼吸だった為口臭が気になりました。「はやく綿球とってほしいな」という気持ちでした。痛みは鈍痛程度でした。
【DT2日目】ガーゼ交換の日でした。ギプスを脱しましたが、涙が出るくらいとても痛かったです。看護師さんが頑張ってくれたのですが、痛みで涙がボロボロと出てしまい、後から来た先生がハサミでちょこちょこと切ってゆっくりとってくださったので助かりました。綿球の除去は全く痛くなかったです。とてもスッキリしました！消毒が少ししみました。消毒後、先生はお礼を言う暇もないほどあっという間にどこかへ行ってしまいましたが「傷きれいですよ、順調です」と言ってもらえてホッとしました。ギプス脱後初めて整形後の鼻を鏡でみて今まで鏡に映っていた自分の顔と全然違い、腫れは強かったですがコンプレックスの鼻翼がかなり縮小されていて嬉しくて涙が出ました。まだ腫脹で前歯を出して笑えませんでした。口が腫れた為歯が当たり口内炎ができました。
【DT3日目〜5日目】
腫れは少しずつ改善し、皮下出血も目立たなくなりました。痛みもなく口も少しずつ開けられるようになり食事も固形物を食べられるようになりました。
【DT6日目】抜糸日でした。鼻の抜糸は涙が出て「痛い〜！」と騒いでしまうほど痛かったです。鼻の穴の左右差と、右の小鼻の傷口が目立つ(左側は手術したのが分からない程きれいでした)のが気になっていましたが、先生から「これからもっと腫れも引いてきれいになると思います」と言ってもらえて少し不安は残ってますがホッとしました。前歯も出して笑えるようになりました。傷口はあまりこすらないようにとアドバイスを受け、終診となりました。

その他、クリニックへのメッセージなど

今回、顔の整形ということで色々と思い悩むことはありましたが丁寧に対応していただきありがとうございました。スタッフの方々の「おつかれさまでした。」という言葉はとても嬉しかったです。また、担当していただいた先生とはあまり上手にコミュニケーションがとれなかったように感じましたが、先生に理想の鼻をお願いした時、はっきりと「それはできません」と言っていただけたおかげで覚悟ができて良かったです。でも、カウンセリングの時に「その鼻にはなれません」と言われたのに、限りなく理想の鼻に近づけていただき、まだ手術をして一週間ばかりですが、仕上がりにとても満足しています。術前の鼻の写真と術後の写真を比較して「先生すごいなぁ…」って思ったり、きれいになった鼻が嬉しくて何回も鏡でみてしまいます。家族や友人にもすごく可愛くなったと嬉しい言葉を沢山もらえて人前で笑うことも怖くなくなりました。世間からの批判ではなく自分自身からの批評が一番辛かったですが、整形をして明らかに自分の中の気持ちが変わり、先生に手術をお願いして本当に良かったです。心から感謝しています。ありがとうございました。