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美容医療コラム

普段表に出てこないような美容医療の裏話、最新の美容医療情報、美容整形術のポイントなどを美容医療の専門家が発信!

コラム一覧

包茎治療の種類と手術を担当する医師選びについて

男性器の整形 (包茎手術)

包茎という言葉は男性なら誰もが知っていると思いますが、日本人成人男性の何割くらいが包茎であるかをみなさんはご存知でしょうか? 諸説はありますが、一説には日本人成人男性の「80%」が包茎であると言われています。 日本人のほとんどが包茎であるにもかかわらず、コンプレックスに感じる方も多い「包茎」。 今回は、そんな包茎の中で最も多い、「仮性包茎にはどのような治療法があるのか」を説明します。 最も多いと言いましたが、種類を大きく分けると包茎には「仮性包茎」、「真性包茎」、「嵌頓(かんとん)包茎」の3つがあります。 このうち真性包茎と嵌頓包茎は、治療が必要であり、保険適用内で手術を受けることが可能です。 一方で仮性包茎は、必須の治療ではないため、保険適用外となります。 ですが、見た目や衛生面の問題などから治療を希望される方は多く、治療について知りたいと思う方も多いと思いますので、仮性包茎の代表的な治療法を以下にまとめてみます。 〇包皮切除 メリット:確実に包茎が治る。ほぼ全ての人に適応となる。 デメリット:メスを使う治療なので感染リスクやダウンタイムをとる必要性がある。 包皮を切り過ぎてしまった場合、不可逆的な後遺症が残る可能性がある。 向いている方:確実に治したい。 ダウンタイムを厭わない。 〇ヒアルロン酸によるカリの高さを出す方法 メリット:最も手軽。見た目もパワーアップできる。 デメリット:皮がたくさん余っている場合、包茎が解消しない可能性もある 向いている方:皮がそれほど余っているわけではない。 手術は怖く、手軽に行いたい。 男性器の見た目も良くしたい。 〇長茎術 メリット:ヒアルロン酸の次に簡便。見た目も長くできる。 デメリット:靭帯を糸で固定するので、腹部に違和感が生じる可能性がある。 皮がたくさん余っている場合、包茎が解消しない可能性がある。腹部に埋もれている部分が元々少ない方には適応にならない。 向いている方:皮がそこまで余っているわけではない。 仰向けに寝た時に、陰茎が埋もれてしまう。 男性器を見た目にも長くしたい。 3種類の中で真っ先に思い浮かぶのが、皮を切る施術の「包皮切除」だと思います。 これは最も確実で、かつ古くから行われている方法です。 シンプルに余った包皮を切除して縫うという施術で、ほぼ全ての仮性包茎の人にとって適応となります。 一方で切らない包茎治療というものも存在します。 一つは、ヒアルロン酸を亀頭、いわゆるカリ部分に注入して、皮の引っ掛かりを作ってあげる方法です。 カリの高さは5-8mmくらいと言われており、この高さより明らかに低く、皮がそれほど余っているわけではないという方には良い適応になると思われます。 もう一つが、「長茎術」というものです。 こちらは、腹部に埋もれた陰茎を引き出して、その状態をキープできるように陰茎を支える靭帯を糸で固定するという方法になります。 陰茎を長くすることで、包皮の余りを解消するという手法ですので、寝ると陰茎が腹部に引っ込んでしまうような方に良い適応になります。 逆に言えば、あまり腹部に埋もれていない人にとっては、治療効果はさほど高くないとも言えます。 ここまで包茎の治療法を紹介してきましたが、どれを選べば良いのか?とさらに悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 その答えは、本当に「人それぞれ」としか言いようがありません。 同じ人間が2人としてい無いように、性器も同じ形が2つとして無いためです。 とはいえ、ご自身では医学的に判断することは難しいかと思いますので、医療機関で相談し、客観的な判断を仰ぐことをおすすめします。 この際、医療機関を受診する前に自分の包茎治療のゴールと取れるリスクをしっかり考えていき、それをカウンセリングでしっかり医者に伝えることが重要となります。 また、気を付けたいのは、単に包茎を解消するだけなら、ちょっとメスを握ったことのあるくらいの研修医でも問題なく可能であるという点です。 必要のない手術や未熟な技術によって改善どころか、不感症や射精時に痛みが出る事態もあり得ます。 このような事態を防ぐためには、包茎を治すだけでなく、その一歩先の提案までできる十分な包茎治療を考える医師が必要だと私は考えています。 十分な包茎治療のためにも、しっかりとカウンセリングで悩みを伝え、ご自身に合った医師や治療法を選択していきましょう。

解説 veary clinic ヴェアリークリニック

公開日:2022/03/03

エコーで脂肪を直接確認!? エコーガイドメソセラピーとは

痩身、メディカルダイエット (メソセラピー(脂肪溶解注射))

ダイエットや運動をどんなに頑張っても、脚だけが痩せない...、という悩みをお持ちの方は多いことと思います。 実際のところ、ピンポイントで部位を選択し、脂肪を減らすことは、人体のメカニズムから考えると「難しい」と言えるでしょう。 そんな成功の難しい部分痩せには、「脂肪吸引」と「脂肪溶解注射」がおすすめです。 部分痩せで一番確実なのは、「脂肪吸引」です。 施術にあたり、 ・ダウンタイムを3-6ヶ月くらい取ることが可能 ・手術においてどうしても0にはできないリスクを厭わない という方に非常におすすめです。 一方で、ダウンタイムが取れない方や、手術は怖いという方には、「脂肪溶解注射」がおすすめできます。 脂肪溶解注射は、効果が少ないと言われることもありますが、これにはいくつか理由があります。 ①脂肪溶解注射を打つ「量」の問題 脂肪溶解注射は、その名の通り、脂肪を溶かし、血管内に老廃物として取り込んだ後、体外に排出することで脂肪を減らします。 ですが、脂肪溶解注射はあまり大量に打つと体への負担が大きいため、一度に打てる量には限度があります。 複数回に分けて打っていきますが、患者様はどの程度打てば終わりがくるのか分からず、効果を実感できる量を打ち終わる前に途中でやめてしまうケースがあるのです。 ②脂肪溶解注射を打つ「場所」の問題 皮下脂肪は、皮膚と筋肉の間に存在しますが、脂肪組織は、筋肉近くの深い場所に行くほどサイズが大きいという報告があります。 そして、このサイズが大きい脂肪組織を狙って打つことで、脂肪溶解注射の効果がさらに引き出せると言われています。 しかし、筋肉近くの深い位置への注入は、筋肉を傷つけてしまう可能性があるため、簡単ではありません。 この問題を解決し、より効果的な治療となるのが『エコーガイドメソセラピー(エコーを補助に用いた脂肪溶解注射)』です。 エコーガイドメソセラピーのメリット① エコーを用いて実際に脂肪の様子を患者さんと一緒に見ながら、脂肪の厚みを計測し、そこから注射薬の必要量を計算します。 これにより、「過不足ない1回量」と「通算の予測必要量」を医師と患者さんとの間で共有できるため、最終目標が明確になります。 また、エコーで脂肪と筋肉の様子が直接見えるため、筋肉をぎりぎり損傷しない場所に注射が可能です。 そのため、患者様の体への負担は軽減されます。 エコーガイドメソセラピーのメリット② エコーで脂肪の厚みを計測できるため、客観的に効果の程度が評価が可能になります。 従来の方法である、単純にメジャーで周径を測定する方法では、筋肉のコンディションによって、どうしても数字が変化してしまい、「脂肪だけ」の評価をしにくいのが現状です。 しかし、エコーを使用することで、我々も、患者様も脂肪自体を直接視界に捉えられます。 そうして「脂肪そのものの量の変化」を測り、数字として正確に評価できるため、患者様も効果を実感しやすいと言えます。 エコーガイドメソセラピーのメリット③ 先述のように、エコーで毎回評価することにより、脂肪溶解注射の薬剤の量を適切に増減できます。 そのため、患者様の体への負担を軽減しつつ、目標や理想に近づくことが可能です。 『エコーガイドメソセラピー(エコーを補助に用いた脂肪溶解注射)』は、従来の脂肪溶解注射で効果を感じている方はもちろん、否定的だった方にもぜひお試しいただきたいメニューです。 脚の部分痩せにご興味のある方は、一度ご相談にいらしてください。

解説 veary clinic ヴェアリークリニック

公開日:2022/01/27

切らないわきが治療「ビューホット」と「ミラドライ」の違い

わきが手術・多汗症治療 (ミラドライ)

今主流になってきている機器による切らないわきが治療「ビューホット」と「ミラドライ」 わきが治療を考えている方の中には「何がそこまで違うのか」「効果はどれほど違うのか」と思っている方は多いのではないでしょうか。 「ビューホット」 ビューホットは先端のチップについている36本の細かい針から高周波を放出することで わきがのニオイの原因となるアポクリン腺を高周波による熱エネルギーで破壊します。 「ミラドライ」 ミラドライは電子レンジにも使用されているマイクロ波を照射することによってわきが の原因であるアポクリン腺を破壊します。 ~「ビューホット」と「ミラドライ」の違いと特徴~ ①よりニオイに効果的「ビューホット」  より汗に効果的「ミラドライ」 ②1回の照射がピンポイント「ビューホット」  1回の照射が広範囲「ミラドライ」 ③わきが・チチガ・すそわきがにも対応「ビューホット」  わきがに対応「ミラドライ」 ※実はわきがは脇だけでなくアポクリン腺が多く存在する乳輪回りやデリケートゾーンにも発生する可能性があり、気になるデリケートゾーンのニオイはすそわきがだったという場合のも少なくありません。 ④施術時間:両脇30分程度「ビューホット」  施術時間:両脇60~90分「ミラドライ」 「ビューホット」「ミラドライ」は共に切らないわきが治療であり、ダウンタイムや痛みが少なく魅力的な治療です。 治療の特徴や効果の特徴に違いがあるためより自分の悩みに合った治療方法を行うことをおすすめいたします。 また「ビューホット」であれば多汗症ボトックスと組み合わせることでニオイ・汗に最大限の効果を期待することもできます。

解説 東郷美容形成外科 福岡

公開日:2021/06/23

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