小鼻縮小を考えています

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

ドクター相談室回答数

 1282件

美容整形外科医歴20年・Clinic Nine Fieldsの九野です。先ずTAKEさんの鼻尖や下から見た小鼻の形状に似ている男性の小鼻をCLOSE法で改善した症例を下記にご案内します。検索のアドレス欄に下記アドレスをコピー＆ペーストして頂ければそれらの症例をご覧になれます。

https://cartilage-resection.nose.k-biyou.com/index.html

TAKEさんが更に小鼻（鼻翼）縮小を御希望されていたとしても、内側・外側切除を問わず「小鼻縮小術」が必ずしも第一選択ではありません。

何故なら、呼吸抑制が生じる可能性があるのと、却って鼻尖部が太く見えてしまう恐れがあるからです。ご自身の鼻で鼻翼をすぼめる様なシミュレーションをしてみて、その何れかが生じる場合には、やはり小鼻縮小術自体が不適応になることが充分に考えられます。（それを無理にしてしまうと、鼻呼吸障害が永続的に続いてしまいます。）

何れにしても傷跡が外側に目立つ様な外側切除方式は、生涯後悔する方も多いので、思い留まって下さい。

次に「鼻尖部」のみを細くしようとして鼻先を糸で縛るだけの鼻尖縮小手術を選択された場合には、後々に鼻尖軟骨が割れる等の損傷によって鼻尖部の硬化や変形、後戻りを来す可能性が高く、慢性の発赤や疼痛に悩み続けることもしばしばございます。

当院の第一の推奨方法は、（完全CLOSE式）鼻尖軟骨切除術です。但しTAKEさんのお写真から察するに、笑顔時に横に広がることを改善されたいのでしたら、第二の推奨方法がございます。下記1例目の症例に適応した手術です。
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose04/

線維化や肉芽化によって多少、鼻のボリュームがリバウンドした様な場合には、繊維や肉芽組織を溶解してｷﾞﾌﾟｽ固定をすると、鼻が小さくなることもありますが、通常の脂肪溶解メソセラピーならほぼ無効ですのでご注意下さい。

九野広夫先生の鼻の整形の症例 （アフター）