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鼻を高くする隆鼻術とはどんな手術なの?詳しい内容とその効果を解説!

鼻の整形 (隆鼻術)

解説 口コミ広場編集部

公開日:2019/08/02


スッとした高い鼻を作る「隆鼻術」と呼ばれる整形手術は、低い鼻にコンプレックスを持つ人にとても人気のある治療方法です。その方法はひとつではありませんが、現在主に行われているのはメスを入れるものと、注入によるものの2通りの方法となります。それぞれにどんな特徴があるのか、詳しい手術内容やメリット・デメリットなどを解説していきます。

1. 隆鼻術とは

まずは、隆鼻術とは一体どんな手術で、どんな人に向いているのか?という事についてお話しします。


隆鼻術は、簡単に言うと鼻筋に何かしらのモノを入れて鼻を高くする整形手術です。鼻の手術の中には小鼻を小さくしたり、鼻先だけを高くする部分的なものもありますが、隆鼻術は鼻筋をスッと高くしたり、ゆがんだ鼻を真っすぐにするなど鼻全体を変える事が出来ます。また、目と目の間の鼻根から鼻筋にかけて高さを出す事が出来るため、彫りを深くしたり西洋風の鼻にしたいという人にも適している方法です。


隆鼻術は挿入するものによって仕上がりや効果、持続期間などに違いがあるため、それぞれのメリットやデメリットを考慮して自分に合った方法で手術をする事が大切です。それでは一体どんな方法があるのか?というと、現在クリニックで行われている代表的な方法はプロテーゼを入れる方法と、ヒアルロン酸を注入する方法の2つになります。


ここからは、それぞれの具体的な内容や適している人、リスクなどについて解説していきます。


2. プロテーゼによる隆鼻術

プロテーゼによる隆鼻術とは、医療用のシリコンで作られたプロテーゼと呼ばれる人口軟骨を鼻に挿入することで、鼻に高さを出したり形を変える方法です。


現在行われている隆鼻術の中では、ヒアルロン酸を除けば90%がプロテーゼを使っていると言われているほどポピュラーな方法でもあります。プロテーゼ以外では、自分の軟骨を移植して鼻を高くするという方法もありますが、この場合十分な量の軟骨を採取出来なかったり、切り取った軟骨の形をきれいにを整えるのが難しいため、鼻全体を高くする手術の材料としては不向きな面もあります。


プロテーゼなら、クリニックであらかじめ数種類の形を用意しておき、それを一人ひとりの鼻の形に合わせて調整していく事が容易に出来るため、隆鼻術の材料としてはとても便利なものなのです。


プロテーゼは隆鼻術に昔から使われているお馴染みの材料ですが、以前は今ほど品質が良くなかったため、仕上がりの自然さという面ではマイナスでした。そのため、プロテーゼ=不自然な仕上がりになるというイメージを持っている人もいるかと思いますが現在のプロテーゼは人間の軟骨のように馴染みやすく、柔らかくなっています。しっかりと自分の鼻の形に合ったものを挿入すれば、不自然に浮き出てしまう事もありません。


プロテーゼによる隆鼻術はこんな人におすすめ

・鼻筋を高くしたい

・鼻筋を細くしたい

・目と目の間を狭くしたい

・曲がった鼻を治したい

・希望通りの鼻の形にしたい

・半永久的な効果が欲しい


手術をしてどのような鼻の形にしたいかは、一人ひとり細かな希望があると思います。鼻を高くするだけでなく、「ほっそりとした鼻にしたい」「歪んだ鼻を真っすぐにしたい」など、手術によって理想のデザインを実現出来るかが重要ですね。


プロテーゼによる隆鼻術なら、手術前にあらかじめ患者の希望のデザインに合わせてプロテーゼの形を整えておき、それを挿入するという方法をとるため、希望通りの形を実現しやすくなります。


また、ヒアルロン酸注入などのプチ整形と違い、一度手術を行えば半永久的に効果が持続するのも大きな特徴ですから、何度もメンテナンスをするのは嫌だという人にも向いている方法です。


プロテーゼの種類

プロテーゼによる隆鼻術で大切なのは、とにかく事前にしっかりとデザインを打ち合わせる事です。プロテーゼにはいくつか種類があり、まずはその中から自分の望む仕上がりに近いものを選びます。さらに、それを元に一人ひとりの鼻の形に合わせて幅や高さ、反り具合などを調整しながら手作業で作り上げていくのです。


それをそのまま鼻の中へと挿入するわけですから、その段階で妥協しない事が成功の秘訣だと言えます。クリニックによってはプロテーゼの種類を患者ではなく医師が独断で選ぶ場合もありますが、自分で納得のいくものを選んだ方が良いでしょう。


ここでは、主にクリニックで使用されているプロテーゼの種類と特徴を解説します。


I字型プロテーゼ

アルファベットの『I』の形のような、真っすぐな形のプロテーゼです。鼻先にはプロテーゼを入れず、鼻根や鼻筋部分のみを高くする事が出来ます。そのため、もともと鼻先に高さがある人に適しているでしょう。I字型プロテーゼは鼻先にプロテーゼを入れない事で、手術後に時間が経っても鼻先の皮膚に負担がかからないというメリットがあります。


L字型プロテーゼ

アルファベットの『L』のような形で、鼻筋から鼻先まで全体を整える事が出来ます。鼻先が丸い人や低い人、そしてだんご鼻の人に適しています。L字型プロテーゼは鼻全体を変える事が出来るというメリットがありますが、その反面時間が経つほどに鼻先の皮膚に負担がかかるというデメリットもあります。無理に高さのあるL字型プロテーゼを入れると、鼻先の皮膚が薄くなりプロテーゼの形が浮かび上がってくる事もあるので注意が必要です。


中間型プロテーゼ

I字型とL字型の中間の形をしていて、I字型よりも長さがありなだらかな角度があるけれど、L字型のように角がはっきりとはしていません。すべてのクリニックで使用しているわけではありませんが、最近ではI字型とL字型、両方のメリットを合わせるために用意しているクリニックもあります。中間型なら鼻筋から鼻先まで整える事が出来て、しかも鼻先の皮膚への負担も最小限に抑える事が可能です。


プロテーゼによる隆鼻術の手術方法

1. デザインの最終確認

2. 局所麻酔

3. 鼻の中を切開し、プロテーゼを入れるスペースを作る

4. プロテーゼを挿入

5. 医療用の糸で縫合

6. テープで固定して終了


手術時間は20〜30分程度で、手術が無事終了すれば当日に帰宅出来ます。手術の後2〜3日はテーピングで固定し、その後抜糸をするかは医師の指示を受けましょう。

ここでご説明した手術方法は、傷口を極力目立たなくするために片方の鼻の中を切開してプロテーゼを挿入するというものですが、実際は使用するプロテーゼの種類などによって切開の仕方は変わる事もあります。


プロテーゼによる隆鼻術のダウンタイムや痛み

局所麻酔をしているので、手術中はほとんど痛みを感じません。心配なら、眠ってしまう麻酔を打ってらう事も出来ます。麻酔が切れた後は2〜3日多少の痛みを感じますが、鎮痛剤を飲めば誤摩化せる程度です。


そして気になるダウンタイムですが、手術後テーピングが取れても1週間前後は腫れや赤みが目立つので、マスクで隠す必要があるでしょう。その後は徐々に腫れが引いていくので、多少の赤みが残っても十分メイクで隠せます。鼻の中を切開した場合は、傷跡も分かりません。


ただし、鼻の表面を切開した場合は完全に傷口が消えるまでに数ヶ月かかる事もあります。手術の方法によってダウンタイムに違いが出るので、医師と相談して慎重に決めましょう。


プロテーゼによる隆鼻術のリスク

稀に、切開した部分が炎症を起こしたり、菌に感染する事があります。手術後に鎮痛剤を飲んでも収まらないような強い痛みを感じたり、腫れや赤みが長引く場合はすぐに医師に相談して下さい。


傷の治りを良くするためにも、しばらくは傷口を触らずに、入浴や飲酒、激しい運動は控えましょう。


プロテーゼによる隆鼻術で失敗しないためには

プチ整形と違い、メスを入れる手術は時間が経てば元に戻るというわけでは無いので、医師選びは特に慎重に行う必要があります。


腕の悪い医師だと、手術後に鼻が曲がっていたり、プロテーゼが鼻から浮き上がって不自然な仕上がりになってしまう事もあります。手先の器用さだけでなく、自然に仕上げるためにはどういったプロテーゼを入れるべきかなど、実際の経験に基づいてアドバイスしてくれる医師が良いでしょう。


また、クリニックによって使用しているシリコンの質も違います。素人ではなかなか判断出来ない部分ではありますが、極端に料金を安くしているクリニックは質の悪いシリコンを使っている危険性もあるので、避けた方が良いでしょう。


3. ヒアルロン酸による隆鼻術

ヒアルロン酸による隆鼻術とは、鼻にヒアルロン酸を注入して形を整えたり、高さを出す方法です。主に、目と目の間の鼻根や鼻筋を自然に高くしたい人、そして曲がった鼻を治したい人などに適しています。


ただし、鼻先を高くしたいという人にはヒアルロン酸による隆鼻術はあまりおすすめできません。骨が皮膚のすぐ下にある鼻根や鼻筋と違い、鼻先は皮膚が厚く軟骨しか無いため、ヒアルロン酸を注入しても皮膚を押し上げる事が出来ず思い通りの仕上がりにならない事が多いのです。


さらに、鼻先には血管が集中しているため、ヒアルロン酸によって血液の流れが阻害されると鼻の皮膚が壊死してしまう危険性もあります。そのため、クリニックによっては鼻先のヒアルロン酸注入は引き受けていないところもあるのです。もし同時に鼻先も整えたい場合は、他の治療も組み合わせて行う事をおすすめします。


ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくので、効果は半年から1年ほどです。人によっては2年近く吸収されない人もいますが、再度注入しなければ最終的には必ず元に戻ります。プロテーゼを挿入する方法とは違い、こちらはプチ整形という位置づけだと考えて下さい。


ヒアルロン酸による隆鼻術はこんな人におすすめ

・鼻筋を高くしたい

・曲がった鼻を治したい

・人に気づかれずにキレイになりたい

・痛みやダウンタイムを極力少なくしたい

・顔にメスを入れたくない


ヒアルロン酸による隆鼻術は、プロテーゼを入れる方法と違い、大幅に鼻の形や高さを変える事は出来ません。大量にヒアルロン酸を注入しても形を保つ事は難しいので、無理にプロテーゼのような効果を求める事は止めた方が良いでしょう。あくまでも人にバレない程度の自然な変化を望んでいる人に適している方法です。


ただし、顔にメスを入れる事に抵抗がある人や、元に戻らない手術は怖いという人でも気軽に行えるというメリットがあります。


ヒアルロン酸による隆鼻術の手術方法

1. 医師とのカウンセリング、デザインの確認

2. 麻酔クリームを塗る

3. ヒアルロン酸を注入

4. 鏡を見ながら微調整し終了


手術時間は5〜10分程度で、もちろんその日のうちに帰宅出来ます。切開手術と違い、カウンセリングの当日にそのまま手術を行う人も多くいます。


ヒアルロン酸による隆鼻術のダウンタイムや痛み

メスを入れずに注入だけというと、痛みが全く無いと思われがちですが、鼻に注入するヒアルロン酸は固さがあるため、注入する際に予想以上の痛みを感じるかもしれません。

出来る限り痛みを和らげるために先の丸い針を使用したり、ヒアルロン酸に麻酔剤を配合しているクリニックもありますが、それでも痛みを感じる場合は局所麻酔を使用する事もあります。


注入後は多少ジンジンとした痛みを多少感じる事もありますが、鎮痛剤を使用するほどではないでしょう。


ダウンタイムは、当日から翌日まで注射の跡が赤く残る事がありますが、メイクで十分隠せる程度です。万一内出血が起こってしまっても、1週間程度で自然と収まるでしょう。


ヒアルロン酸による隆鼻術のリスク

メスを入れるわけでは無いのでそれほど大きなリスクはありませんが、鼻の血管を塞いでしまう事で皮膚が壊死してしまったという事例が過去にあります。

更には、鼻に注入するヒアルロン酸が目に血液を送る血管を詰まらせて、失明してしまったというケースも存在します。こういったリスクはヒアルロン酸を注入する分量を極端に多くし過ぎない事や、しっかりと安全な位置に注入を行う事で回避する事が可能なので、注射だけの治療法とは言えど、施術経験が豊富で信頼できる医師を探すという事はとても重要です。


また、注射針で血管を破ってしまうと、ひどい内出血を起こしてしまうケースも。内出血については2週間もすれば消えますが、それまではメイクやマスクで隠す必要があります。


ヒアルロン酸による隆鼻術で失敗しないためには

ヒアルロン酸注入と聞くと、真っ先にシワを薄くするアンチエイジングの治療を思い浮かべる人も多いと思いますが、隆鼻術にヒアルロン酸を使用する場合は固さのあるものでなくてないけません。


ヒアルロン酸にもいくつか種類がありますが、シワなどに注入する柔らかいものを鼻に使用すると、形を保てずに横に広がってしまい、厚ぼったい大きな鼻になってしまいます。「どうせ吸収されるもの」とはいっても、人によっては1年〜2年効果が持続する事もあるので、やはり適切なヒアルロン酸を使用してくれるクリニックや医師選びは重要です。


また、欲張ってヒアルロン酸を入れすぎてしまっても、注入した部分がふくらんで不自然な仕上がりになったり、鼻が大きく見えてしまう事になりますから、ヒアルロン酸による隆鼻術はあくまでも自然な仕上がりを目指した方が良いでしょう。


仮にヒアルロン酸を過剰にいれてしまった事でバランスがおかしくなった場合には、ヒアルロン酸を溶かす薬剤を注入する事で元の状態に戻す事が可能なので、クリニックに相談してみましょう。


まとめ

鼻を高くする隆鼻術にはさまざまな方法がありますが、現在主流となっているのはプロテーゼを挿入する方法と、ヒアルロン酸を注入する方法の2つです皮膚を切開してプロテーゼを挿入し、半永久的に効果を出す方法を選ぶか、それともプチ整形と呼ばれるヒアルロン酸注入を選ぶかはそれぞれのメリット・デメリットを考慮した上で慎重に決めて下さい。

自分の希望する仕上がりによっても適している方法は違うので、まずは一度カウンセリングを受けてみると良いでしょう。




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