鼻先の軟骨、プロテーゼ抜去について

大塚美容形成外科 東京大塚院総院長・大塚院院長

石井秀典男性

行った施術の口コミ

 297件

3.29

ドクター相談室回答数

 1960件

抜去すると鼻の高さは元の状態に戻ります。部分的に凹みが生じることはありません。加齢によって皮膚は薄くなるので鼻先の軟骨の形やプロテーゼの輪郭が目立ってくる可能性はあります。

Kunoクリニック 梅田院総院長

九野広夫男性

行った施術の口コミ

 3件

3.13

ドクター相談室回答数

 237件

初めまして。医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。みなこさんのご相談欄に写真の添付がございませんでしたので、現在の状態は不明ですが、一般論として回答を申し上げます。

先ずこれ以上凹みが治らないか、更に変形や硬化、鼻腔内の穿孔、疼痛や圧痛、発赤が良くならないか悪化する場合、御自身で判別し難い場合にはすぐに診察をされた方が宜しいと思われます。シリコンや異物プロテーゼは、術後10年以上経過すれば高度な線維化による（凹みを含む）変形や穿孔、石灰化が生じてくる可能性が高くなります。

このまま様子を見られたとしても、状況は自然に好転することはなく、寧ろ悪化の一途を辿ることが多いと思われます。

当院での治療法のご提案ですが、プロテーゼはもちろん抜去して、耳介軟骨の不要な分（または壊死を起こしている軟骨組織）だけトリミング除去をするという方法もございます。しかも完全CLOSE法で行うことをお勧めします。また、プロテーゼのボリューム減少により、元々の鼻の形状が歪む（凹む）か想定以上に低くなりそうな場合や鼻尖を再形成されたい場合などには、（6か月前後で自己組織になる）人工真皮で置換する方法もございます。勿論、ご家族や周囲の方には気づかれない程度に仕上げることも可能です。

何れにしても形成外科医でも鼻の専門医でも、絶対にOPEN法ではしないことをお勧めします。傷跡が更に醜く目立つばかりか、穿孔や壊死のリスクが高くなることが予想されます。もしも過去にOPEN法でされていたのなら、傷跡を無かったことにするくらい目立たなくさせる施術も当院にはございます。

これ以上耳介軟骨や異種動物由来の素材、シリコンやゴアテックス等の異物も決してお勧め致しません。

当院では他院術後の失敗や諸症状を改善することに特化した技術で全例CLOSE法にて鼻の修正を専門にしています。

主訴の症状が治らなかった場合や、過去の御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。当院には東京麻布の分院もございます。

九野広夫先生の隆鼻術の症例 （アフター）