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骨削り不要の理想的 4D E-line(Eライン)形成術

輪郭・顎・エラ・額・小顔整形 (その他(輪郭整形))

解説 KUNOクリニック  麻布院 クリニックナインフィールズ

公開日:2023/11/13


美容医療口コミ広場をご覧の皆様、こんにちは。医療法人美来会理事長の九野広夫です。

今回、当サイトのコラム欄に専門学的見地から美容医療の現状と今後の進化について、私なりの見解と美容外科医歴約21年の治療実績に基づく知見を述べて参ります。

今回から始まるコラムシリーズのテーマは「理想的E-line(Eライン)(別名「ヴィーナスライン」 Venus line)形成 術」についてです。

● E-line(Eライン)(別名「ヴィーナスライン」 Venus line)とは?

鼻尖部と上口唇中央と顎尖部に定規を当てて、それぞれが真横から見て一直線上に全て並ぶ場合を一般的に「E-ライン」と呼ばれています。
このラインから上下口唇共に前方に食み出ると「河童唇」や「タラコ唇」、下口唇のみが前方に食み出ると「受け口」傾向、下顎が前方に突出して超えると「下顎前突」傾向があると見做されがちで、逆にこのラインから上下口唇共に後方に引っ込み過ぎると「魔女顔貌」傾向、上口唇のみが後方に引っ込むと「受け口」傾向があると見做されます。

しかしそれらはあくまでも相対的なものであり、程度や並び方にも個性と主観的判断が入ります。特に鼻尖部と顎尖部とはあまり動きが少ない基準点となりますが、上下口唇は伸縮して瞬時に形状を変える部位ですので、「おすまし顔」でも「笑顔時」でも常に「E-ライン」を満たし続けることは厳密には不可能です。

当院では、 横から見て「おすまし顔」で限りなく「E-ライン」にしつつ、笑顔も美しく見えるデザインをオーダーメイドで行っています。これを当院では「理想的な4D E-ライン形成」と呼んでいます。

● E-line(Eライン)を整えるまたは形成するにはどんな方法があるの?

大別して鼻尖形成、口唇形成、顎尖部形成があります。(尚、下顎骨削りを伴う手術はハイリスク手術なのでここでは除きます。)
鼻尖形成では、E-lineの基準を上口唇と下顎に合わせた場合にE-lineよりも鼻尖部が食み出てしまう時、鼻尖部を低くするか大抵はUp nose(アップノーズ)にする手段が候補になります。

逆に、 E-lineを上口唇と下顎に合わせた場合にE-lineよりも鼻尖部の高さが不足している時、鼻尖部を高くするか大抵はDown nose(ダウンノーズ)にする手段が候補になります。

より美しく・若々しく見せるには 頬下部のタルミを脂肪吸引でスッキリさせると口角や鼻翼根部が真横からも見える様になります。

● E-line(Eライン)を整えるまたは形成するにはどんな方法があるの?

次に口唇形成では、E-lineの基準を鼻尖部と下顎に合わせた場合にE-lineよりも上下口唇の何れかが食み出る「河童唇」や「タラコ唇」の様な形状の時、口唇を薄くする手術や(脂肪注入やプチ整形が原因の場合には)溶解注射または穿刺排出による口唇の減量施術があります。一方でE-lineの基準を鼻尖部と下顎に合わせた場合にE-lineよりも口唇の厚みが不足している「魔女顔貌」の様な形状の時や上口唇が薄く「受け口」の様な形状の時には、上下口唇の何れかまたは両方を厚くする施術が候補になります。

最後に、顎尖部形成では、 E-lineの基準を鼻尖部と上口唇に合わせた場合にE-lineよりも顎尖部が食み出る様な形状で骨削り手術を避けたい時、顎先端の脂肪吸引によって顎のボリュームを減量させる方法があります。
今度は逆に、E-lineの基準を鼻尖部と上口唇に合わせた場合にE-lineよりも顎尖部が引き込む様な形状で下顎骨スライド手術を避けたい時、人工真皮によるアゴ形成術や頬下部の脂肪吸引&アゴ先端周囲への脂肪注入による形成術等の方法があります。
上記の方法に加えて、Eラインを更により美しく・若々しく見せるには 頬下部のタルミを脂肪吸引でスッキリさせると一層効果的です。口角や鼻翼根部が真横からも見える様になります。

● E-line(Eライン)を整えるまたは形成するにはどんな方法があるの?

上記①~③の方法に加えて、Eラインを更により美しく・若々しく見せるには 頬下部のタルミを脂肪吸引でスッキリさせると一層効果的です。口角や鼻翼根部が真横からも見える様になり、他の美の指標条件であるVラインや下顎骨ラインも全て同時に満たされるため、理想的な美を引き出すことができます。尚、理想的とはいっても画一的な美ではなくそれぞれ異なる貴方らしさを保つ個性の美が、当院では完全オーダーメイドでデザインできます。実際にどの様に実現しているかを当院ホームページで是非ご覧戴ければと思います。

次回のコラムでは、「表面(鼻中隔根部や上口唇)に一切傷をつけない完全CLOSE人中短縮の新技術」について述べて参ります。

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