小木曽クリニック

以前からとても気になっていたエラ張りを改善したいと思っていました。
精神的にも年齢的にも、もう先延ばし出来ないと思い、思い切って手術することにしました。
とにかく標準的な輪郭になりたい、ただただそれだけでした。

このクリニックを選んだ理由

正面からも横からもかなりエラ骨が張っていたため、とにかくしっかりと削ってくれることが条件でした。
切除骨の大きさ、エラ張り重症患者の改善実績が多かったこと、院長先生自ら執刀してくださるという点で選びました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

院長先生自ら、手術内容を１時間ほど丁寧に説明してくださいました。
ボトックス注射、口外法、口内法の術式のメリットデメリットもお話してくださいました。
自分の場合、最終的には大きく切除できることを第一に、口外法による手術に決めました。

施術の内容・痛み・かかった時間

エラを中心に、エラから顎にかけての骨を広く切除しました。同時に相当発達していた咬筋も、かなり切除したそうです。
エラの下部を2.5ｃｍほど切開する口外法によるものですが、傷跡は真皮縫合という処置により、首のシワの一部のようになるということです。
手術部位の術後の痛みは驚くほど少なく、むしろ全身麻酔で気管に管を入れる関係でのどの痛みと痰が激しくガラガラ声でひどい風邪のような状態で、そちらの方が辛かったです。
なお、術後も鎮痛剤を一切使うこともなく、また、麻酔で気分が悪くなるなども一切ありませんでした。
施術時間は２～3時間くらいと聞いています。

来院から施術後までの様子

10時に来院し手術費用を決済後、手術着を纏い、点滴をつけて待機室で待ちます。
30分後くらいだと思いますが、全身麻酔の説明を受けて少し経ったのち意識がなくなり、目が覚めたら手術が終わっていました。正に気づいたら完了していたという状態です。
その後夕方まで麻酔覚醒のため休憩したのち、足取りが確実なのを確認してから近くのホテルまで徒歩で行きました。
口が開きづらい関係（指1本なんにあか開くかというレベル）から、夕食はゼリー飲料で済ましました。
術後は肝心のエラ部の痛みはあまりなく、むしろ全身麻酔で気管に管を入れる関係でのどの痛みと痰が激しく、その日の夜は全く眠れませんでした。

翌日は検診と出血対策のドレーンの撤去のため通院し、検診後は新幹線含め３時間かけて自宅に帰りました。相変わらずひどい淡と喉の痛み、顔面周りが不快だというのはありますが、途中気分が悪くなったりもせずに順調に帰宅しました。

現時点までの経過

最初の1週間は顔の下半分がパンパンに腫れた状態で、かつ左下唇がひきつっており、どの程度エラ削りしたのか分かりづららい状態でした。切開の傷跡は痛々しい状態で、サージカルテープで傷口を保護します。
なお、術後3日位は圧迫固定の関係もあるのか開口は指1本が限界で、おかゆなど極力軟らかい食事をとりました。

2週間目くらいからはかなり腫れも引き、少々太った程度に見えるが、エラ骨が大きく改善して、理想的な輪郭になるだろうことを実感しました。皮膚の融合が進み、傷跡の赤みも緩和されるが、まだまだテープの保護が必要な状態でした。
また、この週からは普通食にしましたが、やはり完食までかなり時間がかかるとのと、顎が疲れました。

現在3週間経ちましたが、ほぼ腫れは引いていると思います。ただ、大きく削った分だけ皮膚が少々たるんでいるのと、傷口は一部シワのようになってきているもののまだまだ不自然で、赤みがまだ目立つので、テープで保護しなければならない状態です。
下唇の引きつりは、大分良くなってきました。開口も指3本まで改善し、よほど固いものを除いて、普通に外食も出来るようになりました。

また、術後から現在まで全般を通して痛みはあまり無く、あっても咀嚼時に鈍痛がある程度でそれもほぼ改善。むしろ最初の1週間の喉の痛みと痰とガラガラ声のほうが辛かったです。

なおこの保護テープですが、肌色であるのと輪郭のラインの下にあたる関係から、正面や少し斜め前からでは、まず貼ってあることは分からないでしょう。横や後ろからはやはり分かりますが、女性の方ならば髪で完全に隠せる位置にあるので、全く不自然さはないと思います。

その他、クリニックへのメッセージなど

院長先生はじめ、スタッフの皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
あのすごかったエラがなくなっているのを確認し、改めて感動しました。
まだ傷跡と皮膚のたるみも少々あるので、最終的な完成まではもう少し時間がかかるのかと思いますが、正面を向いて歩ける、話せるのを日々とても楽しく感じております。
そう遠くない時期に、手術を受けて良かったと確信できる日が来るものと信じております。