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ワキガが親から遺伝する確率はどのくらい?何歳ごろからチェックできる?

口コミ広場編集部


「ワキガは遺伝する」と聞くと、親御さんは「自分の子供に遺伝しているかもしれない」と不安になりますよね。
確かに、ワキガは遺伝的要素が強い事が分かっていますが、親がワキガの場合子供に遺伝する確率は一体どれくらいなのでしょうか?
また、子供にワキガが遺伝しているかチェックするには何歳頃がベストなのでしょうか? 
今回は、そんなワキガと遺伝について、そして子供にワキガが遺伝している時の対処方法について詳しくお話しします。

1. ワキガが親から遺伝する確率

ワキガの原因となる遺伝子は、優性遺伝する事が分かっています。優性遺伝とは、遺伝の際にその遺伝子を持っていれば優先的に発現する性質という意味で、なじみ深いものでいえば血液型のA型やB型が優勢遺伝、O型が劣性遺伝です。

普段私たちが耳にする血液型はAやOといった単体での型ですが、実際には両親からそれぞれ遺伝子を受け継ぐため、遺伝上ではAA型やAO型といった形になっています。なぜ二つの血液型を持っているのに、普段耳にするのは一つなのかといういと、それが遺伝子の強さに関係する部分で、例えば優性遺伝であるA型と劣性遺伝であるO型の遺伝子を両方持っていても、結局血液型としてあらわれる特徴は優性遺伝であるA型でしかないため、劣性遺伝を知っておく必要がないのです。また、血液型検査ではAA型なのかAO型なのかという判断もできないため、厳密な遺伝的な分類については両親の血液型から推測するしかありません。

例外的に、優性遺伝はA型だけではなくB型も該当するため、AとB両方の遺伝子を持ったAB型は、そのどちらの特徴も出てくるため、両方合わせて表現されます。

また、O型は劣性遺伝であるため、OO型しかありえないという形になります。

優性遺伝や劣性遺伝という名称からするとどちらの遺伝子の方が優れているというように感じやすいですが、これはあくまでも遺伝の強さを表すもので、どちらの方が人として優れているというような事は全くありません。イメージとしては、親から受け継がれて発現しやすい遺伝が優勢遺伝で、発現しにくい遺伝が劣性遺伝というものになります。



そして、冒頭でご紹介したようにワキガの遺伝は優性遺伝であるため、親が片方でもワキガの遺伝子をもっている場合、ワキガでない遺伝子よりもワキガの遺伝子の方が、子供の特徴として現れやすいのです。


確率としては、片親がワキガの場合は少なくとも50%の確率で子供に遺伝し、両親ともワキガの場合は少なくとも75%の確率で子供に遺伝する事になります。

詳細に解説すると、仮にワキガの遺伝子を「〇」、ワキガではない遺伝子を「×」とした場合、ワキガの状態は「〇×」または「〇〇」で、ワキガでない状態は「××」と表す事ができます。

片親がワキガの場合は「〇×」の親と「××」の親から一つずつ遺伝子を受け継ぎますので、ワキガの親から「〇」の遺伝子を受け継いだ場合、ワキガ体質となります。ちなみに、片親が「〇〇」であった場合、子供は確実に「〇」を受け継ぐので、100%ワキガが遺伝する事になります。

ただし、遺伝は厳密には〇か×かという2択ではないため、必ずしもこうならない場合もあり、また両親がワキガでなくても、隔世遺伝するケースもある事が分かっているため、祖父母の代までさかのぼってワキガ体質の方がいる場合は、ワキガ体質になる可能性があると思っておくと良いでしょう。



ちなみに、ここでいうワキガ体質というのは、アポクリン汗腺というワキガの原因となる汗腺がどの程度の数で、活性化しやすくなるかという部分が遺伝によって決まるというものです。

ワキガと一括りに言ってもにおいの強さは様々ですが、アポクリン腺の量もある程度は遺伝的に決まるため、においが軽度か重度かも、遺伝で受け継いでいる部分が大きいのです。


ちなみに、ワキガが遺伝しやすいのは男女でほとんど差はなく1:1ですが、遺伝的にはわずかに女の子の方が多い傾向にあります。

自分の周囲では男性の方がにおいが強いように感じられるかもしれませんが、それは女性が体臭を気にしてマメにケアをしているからというのと、脇毛の処理をしない男性の方がにおいが強くなりやすいからなどの理由があり、結局のところ、最終的な体臭の度合いについては後天的な要素が強いという事も確かです。


ここまでの内容を踏まえると、「ワキガは非常に親から子へ遺伝しやすい」という事が分かりましたが、なかには「自分の周りにはワキガの人なんていない」と感じている人もいるかもしれません。ですが、実際には日本人でワキガの人は10人に1人いる事が分かっています。


決して、ワキガ=希少な人ではありませんが、日本人は清潔でデオドラントをしっかりしているため、周囲の人が気づきにくいという部分があります。

日本人の食事や入浴といった生活習慣は体臭を抑える形となっているため、そこまで体臭が気になるというケースが少ないのです。


一方で、世界的に見れば、黒人はほぼ100%がワキガ、欧米人も70〜80%の人がワキガです。日本や韓国・朝鮮などのアジア人だけが10%と少数派なだけで、「ワキガは当たり前」という国も数多くあるのです。


2. ワキガのチェックが可能な年齢

ワキガの原因となるアポクリン腺は赤ちゃんの頃から存在していますが、においが強くなるのは小学校高学年〜中学生頃です。アポクリン腺はホルモンの影響で活性化するので、成長期のホルモンの分泌が盛んになる年齢になると、親御さんがにおいに気づく事が多いようです。


アポクリン腺はとくに男性ホルモンの分泌によって活性化しますが、女の子も成長気になると卵巣や副腎からたくさんの男性ホルモンを分泌しています。そのため、女の子の方がにおいが少ないという事はありません。むしろ、初潮が始まるとホルモンバランスの乱れによって生理時などににおいが強くなる傾向があります。


学校から帰ってき制服や体操服などににおいが付いている場合は、周囲にも気づかれている可能性はあるでしょう。においのケアを始めるには本人ににおいの指摘をしなければいけませんが、デリケートな年頃のため、伝え方には十分注意が必要です。デオドラント剤で汗のにおいを抑える必要がある事を、優しく伝えましょう。


普段の生活でケアを行う事が難しい場合は、ボトックス治療などワキガの症状を一時的に軽減する事ができる治療を取り入れて、症状を抑える事も有効です。



3. ワキガのチェック方法

子供は体温が高く、汗をたくさんかくのでワキガでなくてもにおいが強い時があります。また、汗を大量にかく多汗症とワキガは違うので、本当にワキガなのかを確認するために以下のような項目をチェックしてみて下さい。


・両親のうち、片方もしくは両方がワキガだ

・耳垢が湿っている

・服のワキの部分が黄色くなる

・周囲からにおいを指摘される


もし、両親のうち、片方もしくは両方がワキガだ」「耳垢が湿っている」に当てはっている場合は、かなり高い確率でワキガの可能性があります。


そして、耳の中にどれくらいアポクリン腺が存在しているかは全身のアポクリン腺の量に比例するので、もし耳かきをしていてベタベタの耳垢がたくさん付くようなら、ワキのにおいが強い傾向にあるでしょう。反対に、耳垢がカサカサしていればたとえ両親がワキガでも子供に遺伝していない可能性が高くなります。


耳垢が湿っているからといって全ての人がワキガなわけではありませんが、耳垢がカサカサの人でワキガだというケースはほぼありません。耳垢のチェックは、かなり信憑性が高いと考えて下さい。


その他のチェック方法としては、病院でも行っている「ガーゼテスト」というものがあります。これは、ワキの下にガーゼを5分間はさみ、ガーゼのにおいを嗅いでチェックするというものです。事前に制汗剤などは使用せず、普段通りの状態で行って下さい。病院では、医師がにおいを嗅いでレベル1の「全くにおわない」からレベル5の「手に持っただけでわかる」までの5段階で、どのレベルなのかを診断します。


ただし、とくに女の子はホルモンバランスによってにおいの強さが大きく変化するので、正しくチェックするには何度か行う必要があります。


4. 子供がワキガかも?と思ったらできる事

もし、お子さんがワキガだと確信したのなら、においが原因で周囲にからかわれたり孤立してしまう事の無いよう、においを防ぐケアをしていきましょう。どういったケアが必要かはにおいの程度によるので一概には言えませんが、小学生から高校生までにおすすめできる方法は以下のようなものがあります。


小学生のケア

小学生なら、手軽にできる制汗剤でのケアが中心になるでしょう。学校で何度も塗り直さなくても済むよう、スプレータイプのものよりも持続時間の長いスティックタイプやクリームタイプのものが便利です。病院で処方される医療用の制汗剤なら、1回の使用で数日間汗が軽減するので体育の後でも安心です。


中高生のケア

中高生ならボトックスでの汗止めを検討してもいいかもしれません。ボトックスは1回の注射で4ヶ月〜半年間汗を止められるので、夏場など汗をかきやすい時期に打てば、かなりにおいを抑えられるでしょう。ただし、注射の痛みがある事や、1回につき3〜6万円前後のお金がかかります。


ワキガの手術はある程度成長期が終わってからが良い

ここでご紹介したケア方法はあくまでも一般的なものなので、自分のお子さんに適したケアをしっかり見極めたいのなら、病院で医師に相談してみる事をおすすめします。ただし、安易に手術をすすめる医師には注意して下さい。


まだ10代のうちは、一度手術をしてアポクリン腺を除去しても、成長とともに再生する可能性があります。もちろん手術が絶対に良くないとは言えませんが、においが再発してしまうリスクがあるという事もしっかり考慮する必要があります。

また、ワキガの手術は切開によって体に大きな負担をかけるものであり、術後もしばらく脇を動かさないように固定するなど生活への影響もありますので、まだ動きたい盛りの子供が手術を受ける事は、心身ともに大きな負担となってしまう場合もありますので、そういった点も十分に考慮し、子供本人ともよく話をしたうえで、どのように症状を抑えていくか検討しましょう。



食生活にも気を配りましょう

そしてもうひとつ、お子さんのにおいのために家庭でできる事といえば、食生活はかなり重要です。アポクリン腺を活発にさせる肉類や乳製品はできるだけ避けて、野菜中心のメニューにするだけで体臭は軽減します。とくに日本食には梅干しや緑茶など消臭効果の高い食品が多いので、毎日の食事からにおいのケアをする事ができます。

とはいえ、成長期の子供の食事から肉類などを制限する事は難しい部分でもあるので、ひとまずはなるべくバランスよく栄養を取れる食事を心がけるようにするようにしましょう。



まとめ


ワキガが親から遺伝する確率は、片親がワキガの場合は少なくとも50%、両親ともワキガの場合は75%、そして、片親でもワキガの遺伝のみであった場合は、100%の確率で遺伝します。

そして、ワキガの症状は幼少期ではあまり強くでませんが、小学校高学年〜中学生頃になるとアポクリン腺が活性化するので、においのチェックがしやすくなります。


もし「両親のうち、片方もしくは両方がワキガだ」と「耳垢が湿っている」に当てはっている場合は、かなり高い確率でワキガの可能性があるので、強いにおいを感じるようならケアが必要です。まだ成長期のうちは制汗剤やボトックスでの汗止めがおすすめですが、どうしても手術を望む場合は、再発のリスクなどもしっかり医師に確認して下さい。


また、毎日の食事でもにおいを軽減させる事ができるので、野菜を中心とした和食のメニューを食卓に出すようにすると良いでしょう。


子供がワキガの遺伝を持っているかどうか早めに確認して、将来の事を見据えて早めに対策方法を検討しておくことが、子供が快適に過ごす環境を整えておくためにも有効ですよ。

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