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美容医療コラム

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傷跡修正のコラム一覧

リストカット跡、目立たなくするには?

傷跡治療、ケロイド (傷跡修正)

昔、つい衝動的につけてしまった傷を長袖やアームバンドなどで隠している方が、ご相談にみえることがあります。大抵はすっかりそのような衝動も消え、一生懸命にお仕事をされていたり、家庭生活に心を砕いていたりする方々で、過去と決別し、より自信をもって前向きに生きて行くためにクリニックを訪れられます。そのような心持ちでいらっしゃる患者さんはお話ししていても気持ちがよく、私も応援したい、できる限り傷が目立たない状態にしてあげたいと心から感じます。 傷跡の治療法は大きく分けて ①レーザー治療 ②形成手術 ③色素沈着の治療 の3つがあります。 傷が太く、目立つ状態場合には手術をして縫合しなおしたほうが良い場合もあります。 色素沈着ではレーザーでなく外用薬が最も効果を発揮します。 傷跡治療のレーザーは千差万別です。スターラックスのような優しい治療はダウンタイムが少なく治療後の赤みや痛みが非常に少ないのがメリットです。その分満足行く結果を出すには多くの照射回数が必要になります。エコツーなどのフラクショナルレーザーは少し威力が強く、点状にお肌を削って傷を目立たなくしていく方法です。ダウンタイムは赤みがでて、数週間続くこと多くあります。治療回数はやはり複数回かかり、少しず治療効果をつみかさねての治療となります。 優しい治療で効果に満足が得られずサイトンレーザーに行きつく方はにきび跡の方にもリストカット跡の方にも多く見られます。サイトンレーザーのスキンリサーフェシングでは、点でなく面で傷跡の表面を削るため、1回ごとの効果がかなり大きいことが特徴です。またレーザー光線そのものがco2ではなうエルビウムyagレーザーである点も他のレーザーと異なり、レーザー後の傷がキレイに治りやすいことも知られています。反面、ダウンタイムは長いですが、医療用絆創膏を使用すると痛みがかなり和らぎ、それほどつらくありませんでしたという患者さんが多いようです。治療回数は最も少なく傷を目立たなくすることができ、費用対効果面ではオススメ治療法です。

解説 クリニカ市ヶ谷

公開日:2019/02/13

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