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小鼻を小さくする整形手術の方法って?リスクやダウンタイムはあるの?

鼻の整形 (小鼻縮小術)

解説 口コミ広場編集部
監修 弓削田浩主 医師

公開日:2018/12/07


鼻は顔の中心にあるパーツのため、非常に目立つ部位。特に、小鼻が横に広がっていたり、張り出していると、どうしても顔の中で目立ってしまうものですよね。そんなお悩みを解消して女性らしい小さな小鼻にするためには、皮膚を切開して縫い縮める「小鼻縮小術」という方法があります。鼻の整形手術の中ではポピュラーな方法ですが、一体どんな特徴のある手術なのでしょうか?その詳しい方法や、気になるリスクなどについて解説していきます。

監修 弓削田浩主

東京形成美容外科 船橋本院 院長

2003年...東海大学医学部医学科 卒業
2003年...千葉大学附属病院 勤務
2004年...君津中央病院 勤務
2006年...大手美容外科 入職
2010年...大手美容外科 本院外科部長
2012年...大手スキンクリニック 本院院長
2014年...大手美容外科 本院副院長
2014年...大手美容外科 池袋院院長
2016年...東京形成美容外科 開院

1. 小鼻縮小術とは?

小鼻縮小術とは、小鼻が横に広がっている人や、鼻の穴が大きく見えるという悩みを解消する整形手術で、クリニックによっては鼻翼縮小術とも呼ばれます。小鼻の皮膚の一部を切り取り、縫い縮めることでコンパクトな鼻をつくる事ができ、半永久的に効果が続く事が特徴です。


小鼻縮小術は大きく分けて2種類の手術方法に分かれていて、もともとの鼻の状態や、希望する仕上がりのデザインによって決まります。


元々の形を変えすぎず自然に小さくする「内側法」

もともとそれほど小鼻が大きくなく、しかも大幅に鼻の形を変えたくない場合は、「内側法」と呼ばれる方法が適しています。内側法は、鼻の内側からメスを入れて、付け根部分を数㎜だけ切開し縫い縮める方法です。小鼻を小さくする効果は控えめで、少しコンパクトな印象になる程度の変化だと思って下さい。ただし鼻の表面に傷が残らずダウンタイムも短いため、比較的手軽におこなえる手術です。


小鼻の形を大幅に変えたいなら「外側法」

そして、もうひとつの「外側法」と呼ばれる手術方法は、もともと小鼻の広がりが大きい人や、大きな変化を求める人に適しています。

外側法の場合、小鼻の外側からメスを入れて、ある程度大きく皮膚を切除する必要があるので、しばらく傷口は目立ちます。ただし、小鼻が大きく張り出していたり、かなり皮膚が余っている場合でもキュッと小さな鼻にする事が可能です。


どちらの方法で手術をするかは、元々の鼻の形状や、目指したい鼻の大きさによって変わります。

どちらの方法であっても、後から元に戻す事は困難なので、カウンセリングの時点で自分の希望とドクターの意見をすり合わせて、慎重に決めるようにしましょう。


2. 小鼻縮小術はこんな人におすすめ


・小鼻が横に広がっている

・小鼻に厚みがある

・鼻の穴が大きい

・半永久的な効果が欲しい


小鼻縮小術は、鼻の頭が大きいという悩みには効果がありません。あくまでも、小鼻だけを小さくしたいという人に適している手術方法です。皮膚を切開して縫い縮めるため、もともと小鼻にかなり厚みがある人でも変化が出やすく、絞るように縫合する事で同時に鼻の穴も小さくできます。

もちろん、手術後もとに戻ってしまう事はありません。小鼻が大きいとどうしても男性的な顔になってしまうため、コンパクトで女性らしい鼻にしたいという女性におすすめです。


3. 小鼻縮小術の手術方法は?


内側法で手術を行う場合の、手術当日の流れと具体的な手順は以下の通りになります。


1. 医師とデザインの最終確認

2. 局所麻酔

3. 鼻の内側からメスを入れ、付け根部分を数㎜切除

4. 医療用の糸で丁寧に縫合

5. テーピングし、終了


手術時間は40〜60分程度で、手術後は当日に帰宅できます。1週間程度で抜糸をするために通院しますが、その後の経過観察は医師の指示に従って下さい。外側法で手術する場合は、皮膚を切除する場所や大きさが違いますが、基本的な流れは内側法と同じです。


4. 小鼻縮小術のダウンタイムや痛み

手術中は局部麻酔をしているので、痛みはほとんど感じません。もし心配な場合は、眠ってしまう麻酔を使ってくれるクリニックもあります。手術後、麻酔が切れると鈍痛がありますが、処方された鎮痛剤でカバーできる程度でしょう。


そして気になるダウンタイムですが、内側法では2〜3日は軽度の腫れがでます。内出血がでる場合がありますが、その後1週間程度でほぼ落ち着いていきます。縫合した糸も、鼻の中にあるため表面からは見えません。抜糸の必要ありません。


外側法の場合はもう少しダウンタイムが長引く傾向にありますが、1週間前後で徐々に目立つ腫れや内出血はおさまります。3日後からはお化粧も可能となるため、多少腫れていてもごまかしやすくなります。


手術後は切開した傷跡がしばらく残りますが、小鼻の溝に沿ってメスを入れるため、大きく目立つ事は無いでしょう。また、小鼻のキワはもともと赤みがある人が多いため、馴染みやすいというメリットもあります。


ただし、同じ外側法でも皮膚を切り取る範囲によってダウンタイム傷の残り方は変わってくるので、事前に医師に確認するようにして下さい。


5. 小鼻縮小術のリスク


稀に起こる事ですが、切開した部分に菌が入ったり、炎症を起こす事があります。もし、手術後にひどい痛みを感じたり、赤みや腫れが引かないなどの異常を感じた場合は、すぐに医師に相談して下さい。


トラブルを避けるためにも、手術後はしばらく入浴や飲酒、激しい運動は避けましょう。洗顔やメイクも数日間は禁止しているクリニックもあるので、しっかり禁止事項を守るようにして下さい。


また、リスクというよりも当たり前の事ではありますが、一度縮小した鼻の形を元に戻す事は非常に困難です。術後に思い描いていた仕上がりと異なるという失敗を起こさないためにも、最終的な仕上がりをどのようにするか、事前にしっかりと医師と相談して決める事が重要になります。

そして、この点でよくある失敗と言えるのが、鼻の整形が終わった後に、他のパーツも気になって、整形を繰り返すうちに全体のバランスが崩れてしまうという事です。

顔のパーツはそれぞれ単体での形だけではなく、パーツ同士のバランスも良くなければ、美しい状態になりません。

特に、鼻の整形を行うと目の大きさや口の大きさが気になり始めるという方が多く、これらのパーツを後から整形すると、再び鼻のバランスがおかしく見えるといったケースもあります。

こうならない為にも、整形を行う際には、鼻だけという一つのパーツで考えるのではなく、顔全体のバランスを考え、本当に目指したい顔のイメージを始めに明確にしてから、必要な美容整形を取り入れるようにしましょう。


6. 小鼻縮小術を失敗しないためには


小鼻縮小術は、糸で留めるだけのプチ整形などとは違い、一度で半永久的な効果が持続する方法です。もし思い通りの仕上がりにならない場合でも、皮膚を切除しているのでもとに戻す事はできません。また、修正手術は一度目の手術よりも難易度が上がるため、きれいに仕上がる保証は無いという事を覚えておきましょう。


「できる限り小さな鼻にしたい!」という気持ちは分かりますが、切開しすぎたり、無理に皮膚を縫い縮める事で不自然な仕上がりになってしまう事もあります。また、小鼻は小さければ小さいほど良いわけでは無く、バランスが崩れる事で今度は鼻先が大きく見えてしまう事もあるのです。

デザインを決めるときは、鼻全体のバランス、そして顔全体のバランスを見ながら最も良い大きさにしていく必要があります。ただし、もともと自分の鼻にコンプレックスが強い場合は客観的な判断を下すのが難しいため、信頼できるドクターとしっかり話し合いながら決めるようにして下さい。


7.注射だけで小鼻を縮小する方法もある?

皮膚を切開せず、注射だけで小鼻を縮小する方法もあります。

その方法としては、小鼻に脂肪を溶かすメソセラピーやBNLSといった注射治療を行う事で、鼻の脂肪を減少させて薄くするというものです。

通常、ダイエットを行っても脂肪は体全体で少しずつ落ちていくため、鼻の部分だけを集中させて痩せるという事は難しいのですが、脂肪を溶かす注射を利用する事で、気になる部分を集中して細くしていく事が可能となります。


ただし、この方法で縮小できるのは小鼻に脂肪が多い方のみで、そもそもの形状が張り出したような小鼻については、大幅に縮小する事は困難です。

小鼻に明らかに脂肪が多くついているようなタイプの方が、少しだけでも小さくしたいという場合には、ダウンタイムなども無く安心な方法ですので、利用してみると良いでしょう。


まとめ

横に広がった小鼻をキュッと小さくする小鼻縮小術について解説しました。小鼻縮小術は内側法と外側法の2つの方法があり、仕上がりの希望やもともとの鼻の状態によってどちらが適しているかを決めます。

皮膚を切除するため一度手術をすれば半永久的に効果がありますが、しばらくはダウンタイムがある事や、もとに戻らない事を良く考慮したうえで慎重に手術に望んで下さい。今後手術を検討している場合は、まずは信頼できる医師選びから始めましょう。


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