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目元のシワやたるみを解消!アイリフトの種類と効果とは?

目元・クマ・眉下・涙袋整形 (目の下のくま治療)

解説 口コミ広場編集部

公開日:2019/02/08


目元のたるみやシワは、老けて見えるだけでなく顔全体の印象までも左右します。「何だか疲れてる?」と聞かれる事があるのなら、目元の年齢サインのせいで不健康に見えているのかもしれません。日頃のスキンケアだけでは改善できないのなら、クリニックで目元の老化を改善するアイリフトを受けると、若々しく明るい印象をとり戻す事ができますよ。今回は、そんなアイリフトのさまざまなメニューの種類とその効果の違い、そして気になるリスクまでを解説します。

1. 目元を若々しくするアイリフトの種類とは?

目元は皮膚が薄くたるみやすいため、比較的若い女性でも年齢のサインを感じやすい部位です。早い人では20代後半から治療を始める事もあり、クリニックでは幅広い年代に対応できるようダウンタイムがほとんどない手軽なものから、本格的な美容整形までさまざまなメニューを設けています。


その治療を総称して「アイリフト」と呼びますが、大きく分けると3種類の方法に分ける事ができます。


レーザー超音波によるアイリフト

注入によるアイリフト

手術によるアイリフト


このなかで、手軽にできるものといえばレーザーや注入ですが、すでに大きくたるんでいる場合などは手術でないと思うような効果が出ない事もあります。

目元の老化といっても、ただ皮膚がハリを失っているだけなのか、それとも筋膜がたるんでいるのかによって治療の方針は大きく違います。また、老化によって目元がくぼんでいるのか、ふくらんでいるのか、その両方なのかを見極める必要があります。

せっかく治療をしても満足のいく結果にならなかったという事にならないよう、一人ひとりのたるみ方に合わせて最適な治療を提案してくれる医師に相談する事が大切です。

それでは、ここからは実際にアイリフトの具体的な治療法と効果についてお話ししていきます。


2. レーザーや超音波によるアイリフト

レーザーを目元にあてる事でたるみやシワを改善する治療は、「まずは気軽にできるものから試してみたい」という人におすすめです。

ただし、ひとことでレーザーといっても、マイルドな効果のものから、格的なたるみの改善ができるものまでさまざまな種類があります。これからたるむのを予防したいという比較的年齢の若い女性から、たるみの症状がすでに出ている女性まで幅広く対応しているので、まずは自分に合ったレーザーを見つける事が大切です。

使用するレーザーの種類はクリニックによってかなりの違いがあるので迷ってしまうと思いますが、現在メインで使われているのは以下の2種類です。


サーマクールアイ

フェイスリフトに使われるサーマクールというマシンを、目元専用に改良したもの。専用のチップを使うので、敏感なまぶたの治療も安全に行えます。サーマクールアイは高周波を肌の深部に送り、その熱でコラーゲンを生成する効果があるので、肌の老化によるハリ不足を改善し、目元をすっきりと引き締めます。

サーマクールアイのメリットは、ダウンタイムが極めて短く、肌の弱い人でも多少の赤みやほてりを感じる程度だというところです。目元の治療のなかでは痛みも少ないため、だれでも気軽に受ける事ができます。

ただし、たるんだ筋膜を引き締める効果はないため、大きくまぶたがたるんでいる人には向きません。徐々にたるみを感じ始めた人や、たるみの予防にまずは手軽なものから始めたいという人に最適なレーザーです。


ウルセラアイリフト

ウルセラアイリフトは、サーマクールよりももっと確実な効果が欲しい人に適しているマシンです。

超音波の振動によって深部に対して働きかけるもので、従来のレーザでは届かなかったような、深い部分にある筋肉の層にも作用するため、年齢によってたるんだ筋膜を引き上げる事ができます。

さらにコラーゲンの生成も促すため、肌のハリや弾力の改善ができ、小じわにも効果があります。メスを入れなくともレーザーで本格的な目元の若返りがかなう、とても画期的なマシンです。

ただし、痛みは比較的強く、骨に響くような鈍痛を感じます。また、一時的に赤みや腫れなどのダウンタイムがあり、時にはしびれが出る事も。パワーが強いだけに、施術者の知識と経験が必要です。


レーザによるアイリフトが向いている人

・まずは気軽にできる治療から始めたい

・ダウンタイムやリスクが大きい治療は避けたい

・周囲にバレずに治療がしたい


レーザによるアイリフトは、はじめて美容医療を受ける人に人気の高い治療です。治療によって不自然な顔になってしまうなどのリスクがなく、しかもダウンタイムも短いので、まとまった休みを取れない人でも気軽に受けられます。

さらに、あくまでもナチュラルに若返っていくので、周囲にバレずにこっそりと治療をしたい人にもおすすめの方法です。


レーザによるアイリフトのリスク

アイリフトに使用されるレーザーで、今までに大きな合併症や後遺症が残ったなどの報告はありません。肌が弱い人は赤みやほてりがしばらく続く事がありますが、自宅でクーリングをしていれば数日でおさまります。

また、ウルセラなどの強いパワーのレーザーを照射したあとは一時的に神経が鈍くなるリスクがありますが、これも徐々に戻っていくので後遺症にはなりません。

そのため、レーザによるアイリフトで心配するべきは、リスクというよりも効果があるかどうかという点です。レーザーというと誰が照射しても同じと思うかもしれませんが、実際には施術者によって効果は大きく違います。


まぶたは痛みを感じやすい部位なのである程度パワーを弱めますが、弱すぎてしまっては効果がありません。最適なパワーをその場その場で判断して照射してくれる、しっかりとした経験のある施術者に治療を受ける事が大切です。


レーザーや超音波によるアイリフトの効果が持続する期間

サーマクールやウルセラといった方法でのアイリフトは、一度施術をしたらその効果がずっと続くというものではありません。

基本的には外部からの刺激によって細胞が活性化し、コラーゲンなどの生成が促進されている期間継続するというものなので、両方とも効果は1年程度が限界といえます。

また、効果が表れるまでの期間も注意が必要で、レーザーの照射や超音波によって肌の細胞を活性化させる場合、活性化した細胞の活動によって肌が引き締まるまでに時間がかかるため、施術から大体2か月程度の期間で、徐々にシワやたるみの改善効果が出てくる事になります。

効果が永続的でない点や、すぐに効果が出るものではないため、効果の現れ方を感じにくいという点はデメリットの一つといえるでしょう。


3. 注入によるアイリフト

注入によるアイリフトとは、目の周りにさまざまな薬剤や、フィラーと呼ばれる肌の内側に注入してボリュームを持たせる成分を注入してたるみやシワを改善する治療法です。即効性があり変化が分かりやすいので、レーザーでは満足できなかったけれどメスは入れたくないという人にも最適です。

効果は徐々に薄れていくので、基本的にはプチ整形のカテゴリーになりますが、使う薬剤によっては数年間持続するものもあります。

それぞれの特徴や効果の違い、持続期間については以下の通りです。


FGF(線維芽細胞増殖因子)

FGFとは、人間の体内でコラーゲンを生成する役割をしている繊維芽細胞というものを活性化させる効果があります。年齢によって繊維芽細胞は衰えていくので、これを活性化させる事によって、内側から肌をふっくらとさせる事ができます。

目の下のくぼみが気になる人や、ハリ不足によるまぶたのたるみ、小じわの改善に効果が期待できるでしょう。

FGFはもともと自分の体内にある細胞を活性化させるため、効果の持続期間が長い事が特徴で、2〜3年は若々しい目元が続きます。一度の治療で効果を長持ちさせたい人に最適な方法です。

FGFの注射だけでは注射直後から改善する事ができないため、後で紹介するヒアルロン酸注射などを組み合わせて行われるケースも多くなっています。


PRP皮膚再生療法

自分の血液を特殊な技術で濃縮し、血小板の多い部分を取り出したものをPRPと呼び、それを使った皮膚細胞の再生治療をPRP皮膚再生療法といいます。PRPのなかに豊富に含まれる血小板には、細胞を活性化させるFGFをはじめとした様々な成長因子が含まれているので、肌の組織そのものを若々しく再生させる事が可能です。

その効果はくぼみ、たるみ、小じわ、クマなどさまざまで、老化による目の周りの悩みを一度に改善する事ができます。

持続は2〜3年ほど続きますが、体質によってかなりバラつきがあります。効果をより持続させるために濃縮の方法を工夫しているクリニックもあるので、どのクリニックを選ぶかでも持続期間に差が出ます。


ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、ほうれい線の溝を埋める治療などに昔から使われているお馴染みの薬剤です。注入する事で肌を内側から押し上げてフラットにする効果があるので、目の下のくぼみやクマなどに効果があります。

また、ヒアルロン酸はそれ自体は多くの水分を抱え込んで保湿成分としても働きます。

ヒアルロン酸を注入する事で、直接肌のハリや弾力が高まり若々しい目元に変わります。

ヒアルロン酸は体内で徐々に分解されて吸収されていくため、効果がずっと続くものではありません。

持続期間は、4ヶ月後あたりから徐々に吸収されていき、6ヶ月〜8ヶ月でほとんど効果がなくなります。繰り返し注入する必要はありますが、1回の料金は2〜3万円程度と割安です。


注入によるアイリフトが向いている人

・メスを入れずにたるみを改善したい

・即効性のある治療がしたい

・元に戻らない治療はしたくない


注入によるアイリフトは、レーザーよりも確実な効果が欲しいけれど、メスを入れたくないという人に向いている治療です。

また、ヒアルロン酸に関しては注入した直後からすぐにくぼみやクマの改善ができるのも魅力です。FGFやPRP皮膚再生療法は、徐々に細胞が活性化されていくため注入後2週間後を目安に効果があらわれてきます。

注入による効果は半永久的に続くものではないので、繰り返し行う必要はありますが、逆に言えば元に戻らない治療は怖いという人には良い方法でしょう。


注入によるアイリフトのリスク

注入する薬剤がどれであろうと共通しているのは、濃度や量を間違えるとしこりになるリスクがあるという事です。とくに目元は皮膚が薄いため、しこりができてしまうと非常に目立ちやすくなります。

また、注入する量が多すぎるとパンパンに膨らんだり、不自然な仕上がりになる事もあります。注入によって目のくぼみを改善したい場合などは、ある程度の量を注入する必要があるので最適な量を見極める医師の経験が必要です。

ダウンタイムに関しては、FGFとヒアルロン酸はほとんどありません。注射針の跡がわずかに残りますが、メイクで隠せる程度です。PRP皮膚再生療法は2〜3日目元が厚ぼったくなる事がありますが、個人差があるのでほとんど感じない人もいます。

注入はダウンタイムを気にせず手軽にできるのが魅力ですが、注射針で血管を破ってしまった時は内出血が起こる事もあります。万が一の事を考えると、大切な日の直前は避けた方が無難です。


3. 手術によるアイリフト

すでにたるみが進行している場合は、レーザーや注入では大きな変化は期待できません。その場合は、上まぶたや下まぶたのたるみを取り除く手術が必要になります。

アイリフトの治療法のなかではリスクやダウンタイムがもっとも大きい方法なので気軽にできるものではありませんが、成功すれば見違えるように若々しい目元に変わります。

手術の方法はさまざまなものがありますが、ここでは上まぶたと下まぶたに分けて解説します。


上まぶたの手術

上まぶたの皮膚がたるんで視界が狭くなっている場合や、目が細く見えている場合は、たるんだ皮膚を切除する手術を行います。二重のラインに沿って切開し皮膚を切り取った後は、丁寧に縫合していくので、時間が経てば傷跡はほとんど分からなくなります。

眉の下を切り取る場合もありますが、どちらの方法にするかは一人ひとりのたるみの状況を見て決めていきます。

もし、目の周りを支える眼輪筋が衰えている場合は、皮膚の切除だけでなく眼輪筋を上方向に吊り上げて固定する手術が必要になります。まぶたの皮膚のたるみと、眼輪筋の衰えによるたるみは症状の違いが分かりづらいため、医師の見極めが重要です。


下まぶたの手術

目の下のたるみやふくらみは、比較的若い人にもあらわれる症状です。下まぶたは、皮膚が薄く柔らかいため、ハリを失うと眼球の下にある脂肪が全面に飛び出してきて、涙袋のあたりがボコッとふくらんで影を作り出してしまうのです。

この場合の手術方法は、下まつ毛に沿って切開し余分な皮膚を切り取った後に、必要なら脂肪を切除し縫合します。下まぶたがフラットになる事で、クマのような影がなくなってすっきりとした若々しい目元になります。

また、ふくらみとくぼみが混在している時は、注入で内側からふっくらとさせる事でより健康的な印象になります。クリニックによっては、余った脂肪を切除せず、くぼみに移動させて固定するハムラ法と呼ばれる方法を行う事もあります。


手術によるアイリフトが向いている人

・上まぶたのたるみで目が細くなった

・下まぶたのたるみとクマが目立つ

・一度の治療でしっかり改善したい

・半永久的な効果が欲しい


手術によるアイリフトはすでに顕著なたるみが出ていて目が細くなっている人や、クマのような影ができている人、年齢とともに目の下が膨らんできた人などに最適な治療です。

レーザーや注入では思ったような効果が出なかった人でも、余った皮膚や脂肪を切除する事で確実に若返る事ができます。しかも、一度手術をすれば元に戻る事はないので、半永久的な効果が見込める事も大きな魅力です。

ただし、加齢によってより肌のたるみが進行するという可能性はもちろんありますので、手術によって一度リセットしたら、それまで以上にしっかりとケアを継続して、若々しい目元を保つようにしましょう。


手術によるアイリフトのリスク

確実な効果が期待できるだけに、リスクやダウンタイムも大きくなります。まずはダウンタイムについてですが、手術後1週間はかなり赤みや腫れが目立ちます。少なくともその間は仕事の休みを取っておいたほうが良いでしょう。

抜糸が終われば手術部分のメイクができるのである程度は隠せますが、完全に腫れや赤みが目立たなくなるまでに1ヶ月以上かかる人もいます。術後の経過は手術方法によっても違うので、事前にダウンタイムについて医師に確認する事が大切です。

そしてリスクについてですが、術後に無理をすると再度出血をして、皮膚の中に血が溜まってしまう事があります。入浴や運動などは一定期間禁止されるので、病院の注意事項をしっかり守ってください。


仕上がりの面では、皮膚や脂肪の切除などを行うと、かなり大きく目元の印象が変わります。変化が大きいだけに、思い通りの仕上がりになるよう事前の打ち合わせは重要です。一度手術を行うともとには戻せないので、完成はどのような目元になるのかイメージを医師としっかりすり合わせるようにしましょう。


4. アイリフトで失敗しないためには

このように、さまざまな方法があるアイリフトですが、失敗して後悔しないためには、まず自分の症状に合った治療を受ける事が大切です。

すでにたるみが進行している人が皮膚を引き締めるレーザーだけを受けても満足できる効果は期待できませんし、反対にまだたるみの症状が重くない人がリスクのある手術をする必要はありません。

これに関しては信頼できる医師に見極めてもらう事が何より重要なので、料金の安さなどにつられず、経験と知識のある医師を選ぶようにしましょう。

とくに、手術を行う場合は執刀する医師の経歴のチェックは必須です。高度な技術が必要になるので、経験の浅い医師は避けた方が良いでしょう。医師を選ぶひとつの基準としては、「日本形成外科学会認定専門医」である事などもその一つです。

日本形成外科学会認定専門医になるためには、少なくとも300症例以上の手術で執刀医となる事が条件となっています。その他、4年以上の常勤医の経験がある事や、難易度の高い試験に合格する事など、しっかりとした技術を保有している事が条件となっているので、一つの目安としてみてみると良いでしょう。

ただし、学会の認定医を取得しなくても十分にキャリアが豊富な医師も当然いますので、経歴だけにとらわれず、口コミなど複数の情報を参考にして、信頼できる医師を探しましょう。

手術は失敗しても元に戻せないので、医師選びは妥協せず慎重に行ってくださいね。


まとめ

目元のたるみやシワを改善するアイリフトは、レーザーによるもの注入によるもの、そして手術によるもの3種類があります。

手軽なものから始めたい人はレーザーが向いていますが、もっと確実な効果が欲しい場合は注入も必要になってきます。さらに、すでに大きくたるんでいる場合は手術で皮膚や脂肪の切除も必要かもしれません。

最低限の料金やリスクで若返るには、自分に合った治療を受ける事が大切です。後悔しないためにも、まずは信頼できる医師選びから始めましょう。


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