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年齢層
■10代 0％
■20代 6％
■30代 26％
■40代 54％
■50代 11％
■60代以上 3％
ドクター相談室
Qスイッチレーザーに関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
QレーザーはQスイッチルビーレーザーと呼ばれているレーザー治療機器です。皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れています。傷跡を残さずにメラニン色素のみを安全に治療できるので、周囲の正常な皮膚を傷つけることがありません。患部は、レーザー照射後は、カサブタになり、カサブタと一緒にメラニン色素もはがれるため、肌のしみ・あざ・タトゥー除去などの治療に効果的です。ただに均一にレーザーを当てることができるため、ムラなくメラニン色素を破壊することができます。
しみの治療の場合は、多くは1回で終了します。深くまでメラニン色素があるシミの場合は、複数回のレーザー治療が必要です。あざやタトゥなどは、色素が深くまであることが多いため、基本的に2か月毎に複数回のQスイッチレーザー治療が必要です。治療回数の目安としては、老人性色素斑・雀卵斑1～2回、タトゥ3回～の治療が必要になってきます。
老人性色素斑やそばかすなどの皮膚の浅いところにあるシミでは、レーザー照射時に輪ゴムではじかれたような痛みがありますが、麻酔なしで施術できます。太田母斑や後天性真皮メラノサイトーシスなど皮膚の深いところにあるシミ・あざの場合は、痛みが強いので、注射による麻酔をした後にレーザー照射が行われます。照射部分は、かさぶたになり、10日前後で自然にはがれ、新しい肌に生まれ変わります。
Qレーザーでは、太田母斑、異所性蒙古斑（青あざ）、外傷性色素沈着症、扁平母斑（茶あざ）などの症状に対して、保険診療が適用されます。老人性色素斑（しみ）、ほくろ、後天性真皮メラノサイトーシス、そばかす、タトゥ、入れ墨、伊藤母斑、ベッカー母斑、口唇メラノーシス（唇のしみ）、光線性花弁状色素斑（背中～肩に多発するしみ）などの美容目的のレーザー照射は、保険診療適用外となっています。
