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そもそも薄毛とは・・・

薄毛治療

解説 親和クリニック 大阪院

公開日:2016/10/20


■薄毛は大人の男の証

一般的に男性の多くは、成長し、20歳の成人を迎えると、少しずつ頭髪が薄くなっていきます。
この生理現象を「男性型脱毛症」といいます。

男性型脱毛症とは、男性ホルモンの一つであるテストステロンが、5αリダクターゼという毛母細胞中の酵素と結合してジヒドロテストステロン(DHT)に変わり、髪の毛を生み出す毛母細胞を萎縮させ、髪の毛の成長をストップ。髪の毛1本が持つ本来の寿命より早く抜け落ちてしまうことをいいます。ただし、このDHTの毛母細胞に対する作用は、人種や性別、遺伝・環境因子などによって大きく異なります。成人するすべての男性が同じように薄毛にならず、その進行具合に個人差が生じるのはそのためなのです。

■“抜け毛”の心配が薄毛を進行させる?

髪の毛が抜けること=薄毛というわけではありません。薄毛とは、「寿命を終えた髪の毛が抜けた後に、新しい髪の毛が正常に生えてこない」状況になるということ。髪の毛には、ヘアサイクル(毛周期)と呼ばれるある周期があり、一定期間成長した髪の毛はやがて自然に抜け落ち、新しい髪に生え替わるのです。髪の毛が生まれてから死ぬ(抜ける)までの“寿命”は平均で2年〜6年だと言われています。

頭髪全体の中で抜ける前の休止期に入っている髪の割合は全体の10%。つまり髪の毛が約10万本ある場合、約3ヵ月の間に1万本、健全な髪と頭皮の状態の方の場合は、1日50〜70本くらいは抜けるのが普通となります。髪の毛が薄くなるとほんの少しの抜け毛が気になりますが、この程度であれば自然の範囲内。余計な心配がストレスとなって薄毛を進行させないように注意したいですね。


■知っておきたい薄毛の原因

一口に薄毛と言ってもその原因はさまざま。大きくは次の4つに分類されています。

(1)「遺伝的要素」を原因とするもの。先に述べた男性ホルモン(テストステロン)と酵素(5αリダクターゼ)の2つを両親から一定以上多く受け継いでしまった場合、この2つが過剰に結び付いて、脱毛ホルモン(DHT)が生まれやすくなります。

(2)「皮脂分泌過剰」。過度な皮脂は髪や頭皮に適度な潤いを与えたり、頭皮や毛穴を保護してくれる役割を持ちますが、多すぎると皮脂と汗が混ざり合って毛穴を塞ぎ、新しくできた皮脂が毛穴の内側に溜まって固着力が低下し、髪が抜けやすい状態になります。

(3)現代人の宿命とも言える「ストレス」。ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱し、血流が悪化。毛根に栄養分を十分運べなくなり、髪の毛が育たなくなります。

(4)「血行不良」です。偏った食事や睡眠不足などの不摂生、過度なダイエットにより、頭皮の血流が悪くなり、髪に栄養が行き渡りにくくなります。もちろん、血流を悪くするたばこのニコチンは薄毛の大敵です。

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