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まぶたの筋肉は自力で鍛える事が可能? トレーニング方法は?

目元・クマ・眉下・涙袋整形 (目元のたるみ取り)

解説 口コミ広場編集部

公開日:2018/12/25


加齢によるまぶたのたるみ、本当にイヤですよね。まぶたがたるんだだけでグッと老けた印象になりますし、たるんだまぶたのせいでものが見えにくくなることもあります。このようなまぶたのたるみは、まぶたの筋肉を鍛えることである程度予防をすることができますが、問題はその方法です。今回は、まぶたを自力で鍛える方法や、まぶたを鍛えることによって得られる効果についてご紹介していきます。

まぶたの筋肉が衰えると何が起こるの?

目は普段から酷使する部分であるため、その周囲を取り囲む筋肉の1日当たりの運動量は多い場所。そんなに多く使っているのであれば、まぶたの筋肉が衰えるという事が無いように思えますが、実は目を酷使していても、実際の目の周りの筋肉の運動量は意外と少なく、加齢に従って衰えてきやすい場所の一つでもあります。

更に、最近ではパソコンの画面やテレビ、スマートフォンといったディスプレイに視線を集中させている時間が長く、強い光を見続けている事から眼精疲労が引き起こされ、目の周囲の筋肉の血流が低下する事などによって代謝が落ち、目の周囲の筋肉も衰えやすい環境になってきているといわれています。


目の周囲にある筋肉で特に重要な筋肉が2つあり、そのうちの一つが目の周りを取り囲む筋肉は眼輪筋(がんりんきん)です。眼輪筋は、主に目を閉じるような働きを持っています。眼輪筋が衰えると目を完全に閉じられなくなり、目を閉じても数ミリ程度目が開いたような状態になる事や、眼輪筋は涙を押し出すポンプとしての役割も持っているため、涙が適切に出てこなくなってドライアイになりやすくなります。


もう一つ重要な役割を持っている筋肉が、まぶたを持ち上げる筋肉は眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と呼ばれるもので、瞼の上の方にある筋肉です。

目を開く時に瞼を上に引っ張り上げる役割を持っていて、この筋肉が衰えると目が開きにくくなります。


これらの筋肉が衰える事で引き起こされるトラブルとしては、主に以下のようなものが挙げられます。


眼瞼下垂(がんけんかすい)

まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋の衰えなどによって引き起こされるもので、先天性と後天性の場合があります。

いずれの場合でも眼瞼挙筋とその周辺組織の間に緩みが生じることが原因で起こりますが、この症状になると、まぶたを自力で大きく見開くことが困難になり、視界が狭くなるなどのトラブルの原因になります。

狭くなった視界をカバーしようとしておでこの方にある筋肉なども使って目を開くようになるため、額にシワが出るようになったり、瞼周辺の血行不良から慢性的な肩こりが引き起こされるなど、平行してあらわれる症状によって日常生活の質が低下してしまう場合もあります。


額のシワ

前述のように、眼瞼下垂によって目が開きづらくなると、無理に目を開こうとする意識が働き、自然に額にシワを寄せていることがあります。このようにして寄ったシワはやがて癖となり、薄いシワから深いシワ(真皮ジワ)へと進行することがあります。


また、眼輪筋が衰える場合でも、目を閉じる方向の力が弱くなるため、おでこにシワがよりやすくなる場合があります。


まばたき不全

しかりと目を閉じられなくなる状態をまばたき不全といい、この症状もまた、目の周りの筋肉が衰えることによって起こります。まばたき不全が起こると目の表面が外気にさらされることになりますので、ドライアイが起こりやすくなります。


目が小さく見える

瞼を開く力が弱まることによってまぶたの開きが狭くなると、目全体が小さく見えるようになります。


二重の幅が広がる、あるいは二重が一重になる

まぶたの筋肉の衰えによってまぶたがたるむと、二重の幅がいつの間にか広がっていたり、もともと二重だったまぶたが一重になっていたりすることがあります。

逆に、目の周囲の筋肉を鍛えて結構やリンパの流れを促していると、目の周囲がむくみにくくなるため、一重になりがちな人も自然と二重まぶたになる場合があります。


目の下のクマやシミにも

目の周囲の血流が低下する事や、代謝の低下によって目の下にクマやシミなどのトラブルができやすくなります。


まぶたを自力で鍛えることは可能?方法は?

まぶたの筋肉が衰えると、さまざまなトラブルが起こるリスクが高まりますので、自力で鍛えられるものならそうしたいですよね?

実は、まぶたの筋肉は毎日の積み重ねで鍛えることができるのです。それでは早速、まぶたを鍛えるためのトレーニング方法をご紹介しましょう。


目を開く「眼瞼挙筋」のトレーニング

目をぱっちりと開くためには、眼瞼挙筋のトレーニングを行いましょう。


1.人差し指または中指を眉毛に沿って当てて、眉毛を固定する

2.そのままの状態で眉毛が動かないように目注意しながら目を見開き、5秒間キープする

3.ゆっくり元の状態に戻る

これを10回程度繰り返し行います。


注意点として、指で押す力が強すぎると血流をふさいでしまうため、軽く抑える程度にしましょう。


上まぶたの眼輪筋のトレーニング

目が閉じきれずドライアイになりがちな方や、おでこにシワが寄ってしまっているような人は上まぶたを閉じるトレーニングがおすすめです。


1.上まぶたを指で上に引っ張り、そのまままぶたを閉じる(うまくまぶたを閉じられない方はできるところまで)

2.まぶたを閉じた状態で5秒間キープする

3.ゆっくりと目を開く

これを3~5回程度繰り返し行います。


目の横にある眼輪筋のトレーニング

目じりのシワが気になる方や、涙がうまく流れていないと感じる場合は目の横部分を鍛えましょう。


1.目尻を指で斜め上方向に引っ張り上げる

2.その状態でまぶたを閉じて5秒間キープする

3.ゆっくりとまぶたを開く

これを3~5回程度繰り返し行います。


下まぶたの眼輪筋トレーニング

目の下のクマなどが気になる方は、下まぶたのトレーニングが有効です。

下まぶたをトレーニングする事で、笑顔の時の柔らかい目元も作りやすくなります。


1.人差し指と中指で目頭と目尻を押さえて固定する

2.目頭と目尻が動かないように注意しながら、まぶしさを感じたときのような感じで目を細める

3.ゆっくりと力を抜く

これを10回程度繰り返し行います。

このトレーニングは上まぶたの筋肉をあまり使いませんが、下まぶたの筋肉の鍛錬に役立ちますので、下まぶたのたるみ予防に役立ちます。


眼輪筋全体のトレーニング

目周囲の血行不良や、目を閉じる筋肉全般が弱っていると感じる場合は、全体をしっかりトレーニングしましょう。


1.まぶたを閉じた状態で、筋肉を意識しながら目に力を入れる

2.その状態で5秒間キープする

3.ゆっくりと力を抜く

これを3~5回程度繰り返し行います。

このトレーニングを行うコツは、まぶたをギュッと閉じて力を入れるのではなく、まぶたは軽く閉じて目に力を入れるということです。まぶたをギュッと閉じてしまうと目尻の小ジワの原因になりますので、くれぐれもまぶたをギュッと閉じないように注意してくださいね。


トレーニングの後は筋肉のケアも行う

これらのトレーニングを行うとまぶたの筋肉が疲労し、そのまま放置しておくと余計に凝り固まって筋力低下が引き起こされてしまう可能性もありますので、トレーニング後にはホットタオルなどで目を温めて休息を与えてあげましょう。最近では蒸気で目を温めるアイマスクなども販売されていますので、そのような製品も上手に活用してみるといいでしょう。


すでにたるんだまぶたもトレーニングで治るの?

今回ご紹介したいずれかのトレーニングを毎日実践すれば、すでにたるんでいるまぶたに対する改善効果も期待できるでしょう。しかし、重度の眼瞼下垂になっている方やまぶたの皮膚が伸びてしまっている方の場合では、病院での専門的な治療が必要になることがあります。


特に重度の眼瞼下垂の場合では、自力で目の周囲の筋肉を鍛えても、思うような改善効果を得られない可能性が考えられます。そのような方は、自力でのトレーニングだけでなんとかしようとせず、まずはクリニックで診察を受けてみて、どのような治療が効果的なのか確認してみましょう。

眼瞼下垂の治療には二重まぶたを作る美容整形と同じような手術が行われる場合がありますが、眼瞼下垂の場合は保険適用での治療が可能なので、比較的安価に治療を受ける事も可能です。


眼瞼下垂をしっかりと治療してしまえば、眼瞼下垂によって目や肩が疲れやすくなるという症状から解放されるだけではなく、ぱっちりとした目を手に入れる事もできますので、まずは一度クリニックに相談してみてくださいね。

  ドクターインタビュー


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