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形成外科で行う傷跡修正

●外傷で大事なこと

まずは、圧迫止血をしてください。清潔なガーゼや布で抑えてください。ティッシュで抑えるのは、傷口にティッシュがつくのでやめてください。カッターなどで皮膚の一部を削いでしまったら、その削いだ皮膚を濡れたガーゼに包んで持参してください。くれぐれも捨てないようにしてください。救急外来で縫合や処置を受けたら、必ず翌日に形成外科を受診してください。専門的にチェックをし、場合によっては再縫合を行います。特に顔の場合には必ず形成外科を受診してください。必要以上に太い縫合糸で縫合されると、「糸傷」が残ります。

●外傷後の経過

外傷後の傷跡を少しでもきれいに仕上げるためには、最初が極めて肝心です。愛護的に傷を扱い、なるべく元の位置に縫合することです。外傷は一般の手術と異なり、計画的に切開したものではないため、傷跡の修正を念頭に置き、組織を残すことが重要です。デブリードマンといい、傷の創縁を取り去り縫合することは、私の場合極力行いません。それは、外傷の傷をきれいにするのは限界があるからです。なるべく元の位置に戻し、その傷が十分治ってから修正をした方が結果がよいからです。そのため十分に組織を残すことが大事です。傷跡の修正は、傷が落ち着く最低3ヶ月をあけてから検討をしていきます。

●傷跡をきれいにする

外傷後の傷跡、あるいは手術を受けた手術跡が目立つ。そんな悩みに対応できるのが形成外科医です。特殊な形成外科的縫合法で傷跡をより目立ちにくくしていきます。

●傷跡修正の時期

傷跡や手術跡を修正するのは、ある程度の時間を待ってから行います。一般に、怪我の傷でも、手術の手術跡でも約3ヶ月は赤みが生じ変化をしていく時期です。この時期はテーピングなどで、少しでも傷跡がきれいになるようケアしていくのが大事である時期です。この時期が過ぎるとほぼ傷が成熟して、傷跡として固定をしていきます。この期間の間に修正手術を行っても、やはり手術後の約3ヶ月は変化をしていくため、通常は修正手術を行いません。長くおければおくほど傷跡はより成熟して、柔らかく、変化しなくなります、できれば、外傷や手術を行ったその後の期間が長いほど修正手術は行いやすく、結果も良くなります。修正の最短時期は外傷や手術の約3ヶ月後だと考えて下さい。

●このような方におすすめです

・皮膚を切ってしまった
・今ある傷跡を消したい
・怪我をしてしまった。