仙台タウン形成外科クリニック

施術の解説

他院術後の患者さんのお悩み：シリコンが上にあって位置がおかしい
修正手術にあたってのご希望：大きさはそのままで自然な形にしたい

他院で約20年前に生理食塩水のインプラントによる豊胸手術を受けられた方です。
インプラントが明らかに上に位置しています。シリコンの位置が両側とも同じ様に上にあるのは、執刀医が手術中に仰臥位（あおむけ）だけでなく、座位にしてのインプラントの位置確認不足であることが原因だと思います。その点を注意して入れ替え修正手術を行わなければいけません。この方は、手術を受けられた当時より、大きさはほぼ変わっていないとのことなので、幸い、生理食塩水の漏れはほとんどないと思われます。生理食塩水は漏れてももちろん身体には無害なものですが、漏れの程度が強いとインプラントがぺったんこになってしまい、取り出す手術の際に、探すのにとても苦労します。この方の場合は比較的容易に、大胸筋下にあった生理食塩水インプラントを取り出すことが出来ました。重量は両側ともほぼ200gだったので、容量は200mlということになります。ご本人はバストの形をきれいにすることがご希望で、大きさは洋服を着た時でもこれまで通りの大きさがいいということでしたので、200mlのEurosilicone社製のコヒーシブシリコンのインプラントを選択しました。

＝＝＝＝＝＝
施術の総額費用：1,100,000円（税別）