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  スペシャルインタビュー

患者本位を追求し20年。高度な技術とサービスは唯一無二。自由が丘クリニック 理事長 形成外科・美容外科 古山 登隆先生

スペシャル
インタビュー

患者本位を追求し20年。高度な技術とサービスは唯一無二。自由が丘クリニック 理事長 形成外科・美容外科 古山 登隆先生

自由が丘クリニックは、アクセス面で「とても便利」とは言い難い。駅から少し距離があるものの、その道のりを歩く価値は十分にある。広々とした受付、明るく開放的なウエーティングスペース、清潔感溢れる診察室と、どこをとってもリラックスできる空間づくり、さらに治療を担当するのは大学病院の准教授以上というクオリティ。開院時に古山登隆理事長が目指した美容クリニックの"新しいスタイル"は、今も色褪せることなく、唯一無二の存在感を示している。そんなクリニックを訪れ、古山理事長、中北院長にそれぞれ話を聞いた。

美容外科の"新しい時代"構築に貢献し、業界をリード。
古山 登隆 理事長

美容外科の在り方についての考えを教えてください。

僕は当初、美容にあまり興味がありませんでした。
大学を出て入局した形成外科には、外表先天奇形、顔面外傷、火傷、皮膚腫瘍、手の外科、美容などがありましたが、ずっと美容から逃げ回っていて、教授から「美容をやってください」と言われたときも断ったほどです。

それでも「美容外科は将来とても有望な分野だから」と教授に薦められ、国内の美容外科を見て回わることにしたのです。実際に行ってみると、駅前の雑居ビルの狭く暗いクリニックばかり…やはり、やりたくないと思いましたね(苦笑)。

その後、海外のクリニックを見る機会をもらい、そこでの経験が美容医療に進むきっかけになりました。ボルチモアのクリニックでのことです。おじいさんとおばあさんが手をつないで来院され「今日はワイフのシワを取ってやってくれ。私からの誕生日プレゼントなんだ」と話しているのです。

その姿に感動するとともに、日本と海外の美容医療の在り方の違いに驚き、「やり方によっては"面白い"かもしれない」と思ったのです。帰国後、教授に「大学として標榜しましょう」と提案し、外国人記者クラブに対して記者会見を開き、「大学として美容外科に本気で参戦します」というメッセージを出しました。「新しい時代が来た」といって随分話題になりましたね。


日本の美容医療の黎明期を知る先生ですが、今の美容医療をどう捉えていますか?

僕自身は、ニューヨークで美容医療に携わってきた塩谷信幸教授の元で学ぶことができましたが、僕が大学にいたころは、今のように美容外科が普及していませんでした。その後、僕たちの世代が指導者となって教育システムができたことが、日本の美容医療の進歩に繋がっていると思っています。

また、1998年にケミカルピーリングのブームがあり、2000年代前半にはボトックスやヒアルロン酸、レーザーが登場します。それまでの「手術をするか、しないか」という選択肢にオプションが増え、さまざまな人生観、価値観、ライフスタイルを持つ方に美容医療のよさを伝えられるようになりました。同時に、ブームによってきちんとした教育を受けていない医師も美容医療に参入し、技術的な差が生じるようになったのも事実です。とはいえ、全体的なベクトルはプラスを向いていますし、平均レベルも技術もどんどん向上しているのは確かです。


ライフスタイルに寄り添う、
地域密着型の美容クリニックを目指して。

自由が丘クリニック開院の経緯を教えてください。

先ほどもお話した通り、当時の美容クリニックに拒否感があったので、それまでのスタイルとは逆のクリニックを作ろうと思いました。「駅から離れた、健康的な住宅街」「明るく広々とした院内」「いろいろな科が揃って日常的に利用できる」「大学教授にもどんどん来てもらう」など、特別な場所ではなく、普通の方が気軽に足を運べる地域密着型の美容クリニックを目指しました。

知り合いの先生からは「美容外科はもっとこぢんまりとやったほうがいい。君の失敗は見たくない」と言われましたけれど、開業から20年経ち、地域にも受け入れていただき、僕の考えは間違っていなかったと実感しています。


現在、先生が積極的に取り組んでいる治療を教えてください。

ヒアルロン酸によるアンチエイジングです。ヒアルロン酸治療自体は新しいものではありませんが、僕は医療用の注射針よりも細くて長いカニューレを使った方法を用いています。

一般的には、気になる部分にヒアルロン酸を注入し"線"を消しますが、この治療では、全体のボリュームを調整することでフェイススラインから整えていきます。皮膚の深い層に注入するため高度な技術が必要で、フェイスリフトや骨の手術の経験が多数ある医師でないと難しい治療です。

早くからヒアルロン酸治療を取り入れてきた当院だからできる独自のメソッドですので、ぜひお試しいただきたいですね。

  スペシャルインタビュー

「なんとかしてあげたい」との言葉に表れる医師の誇り。自由が丘クリニック 院長 形成外科・美容外科 中北 信昭先生

スペシャル
インタビュー

「なんとかしてあげたい」との言葉に表れる医師の誇り。自由が丘クリニック 院長 形成外科・美容外科 中北 信昭先生

自分の手を動かしたくて形成外科医に。
こだわりの強い鼻の手術に自信アリ。

医師、そして美容外科医になったきっかけを教えてください。

明確なきっかけはありませんが、子供の頃から医者に興味を持っていました。ただ、あまり勉強が好きではなかったので(苦笑)、最初は獣医を目指していましたが、やはり医者になるなら人間を診たいと思ったのです。

医師の国家試験を受ける前あたりまで何科に進むか悩みましたが、自分の手を動かしたいと思い、形成外科を選びました。大学病院では子どもの口唇裂、口蓋裂、顎関係、骨格異常といった先天異常を専門に行った後、美容外科を中心に専門外来を担当していました。美容外科については、大学での実習を通しクリエーティブで新しい医療だと感じていましたね。自分が携わるようになった今では、優れたテクニックと患者さまの心をつかむ術の両方が優れていなければならない、とても高度な医療だと思っています。


先生の得意な治療を教えてください。

2007年に当院の院長に就任してから、僕は外科手術を担当しています。もともと先天異常を扱ってきた経験から、顔面の美容外科、中でも鼻の手術、骨格の手術、まぶたの手術が得意です。

特に鼻は、単純なようでいて、恐らく身体の中で一番ではないかと感じるほど患者さまのこだわりが強い部位。中には5回、6回と手術を受けている方もいて、それでも納得できず僕のところに来るわけです。何度も手術していると難易度が高くなるので他のクリニックで門前払いされた方もいますが、なんとかしてあげたいと、できる限りの努力をしています。そこに自分の価値を見出しているのかもしれないですね。


先生の外科手術にはどのような特徴があるのでしょうか?

例えば、鼻筋を通して高くする手術はシリコンのプロテーゼを入れれば簡単に済んでしまうけれど、それだけでは"こだわり"に応えることはできません。僕の手術でも人工物を使うことはありますが、それよりも自己組織の移植による形成や、害がない程度にもともとの鼻の構造をつくり替えるといった方法によって、患者さまの理想に近づけています。


流れ作業にはしたくない。
一人ひとりと全力で向き合い、結果を出す。

美容外科医として嬉しかった言葉やエピソードはありますか?

皮膚科医をしている方が治療を受けた後に「美容医療がこんなに凄いとは! 想像以上だった」と言ってくださったことが印象に残っています。その先生によると、一般の保険診療は基本的に病気ごとのマニュアルに沿って診察したり、薬を処方したりの繰り返しで、漫然と毎日が過ぎていくと感じることがあるそうです。そのような中で僕らの仕事を見て、患者さま一人ひとりにしっかり向き合い、個々に対応する美容外科の奥深さを知り、改めて評価していただけたのが嬉しかったですね。


患者さまと向き合う際に心がけていることを教えてください。

とにかく話を聞くことです。「どんなに手術が上手くても流れ作業的になるのは嫌だ」という信念がありますので、カルテなんて後で書けばいいので、しっかり相手の眼を見ながら、時間をかけて話を聞くようにしています。その上で、できることできないことを明解に説明します。とにかく患者さまが納得して積極的に施術をしようと思わない限り施術は行いませんので、まず一度ご相談いただきたいですね。


最後に読者へメッセージをお願いします。

美容医療は、患者さまとドクター、スタッフで、その方の美意識に基づいて結果を作り上げていくものです。お悩みはそれぞれですが、医師に話すだけで前進したり、解決したりすることもありますから、気になることがある方は医師に相談してください。
当院の場合は、患者さまの近くで寄り添いたいと考えているため、アットホームな雰囲気を大切に、患者さまに安心して治療を受けていただけるよう努力しています。特別な場所だと思わず気軽に来院いただきたいですね。

ドクター紹介

理事長 / 形成外科専門医

古山登隆

日本の大学病院における“美容外科”を本格的にスタートさせ、美容医療をリードしてきた業界のパイオニア的存在。
“メスを使わない若返り治療”を得意とし、特にボトックスやヒアルロン酸注入、糸によるたるみ治療は国際的にも高い評価を得ており、注入指導医のヘッド・ファカルティとして国内外の美容医療の発展に貢献している。
2020年3月、最新著書『解剖から学ぶヒアルロン酸注入療法』が、メディカルレビュー社より出版されました。

所属学会・資格

資格
アラガン社ヘッドファカルティ(ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医)
日本形成外科学会専門医
日本抗加齢医学会評議員

所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本抗加齢医学会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本再生医療学会

略歴

1981年
北里大学医学部卒業 北里大学医学部形成外科入局

1985年
チーフレジデント

1986年
北里大学形成外科研究員

1989年
医学博士取得[コラーゲン薄膜を用いた培養皮膚モデルの形態学的評価]  
北里大学形成外科講師

1991年
日比谷病院形成外科医長

1995年
自由が丘クリニック開設

2005年
横浜市立大学医学部非常勤講師

2019年
国立大学法人千葉大学 医学部形成外科 非常勤講師

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