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「意外と自然な切開する二重術」

目・二重整形

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/07/16


これから夏休みとなり切開する二重術も増えてきます。
切開する手術というとメリットよりもデメリットが先行してしまうイメージがありますが、実はとても自然な仕上がりとなりメリットが多くあります。
今回は術後の腫れている状態の写真もあるので術後の経過を含めて解説します。

切開法による二重術の最大のメリットは取れにくいことです。実際に切開を選ばれる患者さんの多くは取れにくい二重になる方法ということで切開法を選ばれます。

切開法で二重が取れにくくなる理由は固定力が強いからです。固定とは皮膚の下を糸で縫って固定することです。皮膚の下をどこに縫うかは、決まっていません。決まっていないというか、固定できる部位がいくつかありますのでご希望や状況に応じて決定します。固定できる場所は、瞼板と腱膜、腱膜の延長部分、隔膜があります。中でも瞼板は軟骨なので固定できる組織としては最も硬い部位です。硬い組織の方が固定力は強く取れにくくなります。しかし、固定力が強い分、二重の線が強くなりすぎて目を閉じた時でも線が目立ってしまう可能性があります。

私は切開による最大のデメリットは「手術したことが分かってしまうような傷」だと思います。しかし、目立たない傷にすることで、もともとの二重の人と同じような自然な二重を作ることができます。二重の構造は、腱膜から皮膚につながる線維組織が強く作られています。切開法ではその線維の変わりになるように糸で「組織」に固定するため、二重と同じ構造となり、自然な二重の状態に近くなります。埋没法はまぶた全体をざっくりと糸で固定している状態なので自然な二重の構造とはだいぶ違う状態となります。埋没法でも二重にした位置で二重のクセが出来てしまえば自然な二重と似た状態ができます。ただ、もともと一重の方はそのクセが出来にくいため戻ってしまうこともあります。

切開法により取れにくい二重を作ることは可能ですが、固定が強すぎると傷が目立ってしまいます。適度な固定力となるように適正な組織に固定することにより傷が目立たなくなり自然な二重と区別できないほど綺麗な二重まぶたを作るように心掛けています。

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