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【まつげ育毛剤】ラティセの2つの副作用

その他の美容皮膚科治療

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01


まつげを長く太く濃く多くするお薬、ラティッセ(ラティース)は、もとは「ビマトプロスト」という緑内障治療用点眼薬ルミガンと同じものです。ルミガンの副作用でまつげが濃く長くなるということから、製薬会社Allergen社により「まつげを長く濃くする薬」として2009年1月から発売されました。

このラティッセ(ラティース)「ビマトプロスト」は、「プロスタマイド誘導体」と呼ばれ、血管や体の細い管を広げる効果があるプロスタグランディンに近いものです。ですから、 ラティッセ(ラティース)を使いはじめると、塗った部分の皮膚の血行が良くなり循環が良くなり、まつげの毛根に栄養が行き渡るので、まつげが健康になって長く太く濃く多くなります。

しかし、皮膚の循環が良くなるので、塗りはじめの1-2週間は少し皮膚が赤くなりかゆみが出ることがあります。これが、湿疹のように感じられるラティッセ(ラティース)の一つ目の副作用です。この赤みやかゆみは、最初塗りはじめだけで徐々に慣れてきますが、敏感な方はこの時点でラティッセ(ラティース)の使用を中止することもあります。

ラティッセ(ラティース)のもうひとつの副作用は、シミ・色素沈着です。皮膚の循環が良くなる分、少し軽い炎症が生じるのかもしれません。そのため塗っている部分にシミが出ることがあります。もともと女性はアイラインにお化粧をされますので目立って困ることはありませんが、気になる方は他のまつげ美容液をおすすめしております。

このように、ラティッセ(ラティース)はシミになることがありますので、下瞼のまつげには塗らないでください。シミが生じるとパンダの目になってしまいます。

他のまつげ美容液に比べて効果がよいラティッセ(ラティース)ですので、しっかり薬理作用を理解し、副作用を知って使えば、大変良いお薬だと思います。

http://www.tsukahara-clinic.com/menu/latisse/

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