耳たぶの整形のクリニックを探す メンズ版はこちら

耳全体の整形は、立ち耳（頭に対する耳の角度が普通より急についている状態のこと。形状としては、悪魔の耳に近い）や柔道耳（分厚くガチガチになってしまった耳。形状としては、カリフラワーに近い）など、生まれつきのものから格闘技などで変形してしまった耳をすっきり美しく整える美容整形になります。それに対し、耳たぶの整形は治療の対象を耳たぶのみに限定し、大きすぎる、または小さい耳たぶの大きさを調整し、さらに、耳たぶの向きを整えるといったことをする美容整形になります。耳たぶのピアスホールの穴を閉じたい、ピアスの穴が裂けてしまったので治したい、ことも可能です。

耳たぶの厚さは、ヒアルロン酸注入で簡単に厚みを持たせることができます。この厚みは微調整が可能ですので、カウンセリング時に医師と相談して決めてください。実際の治療は、耳たぶに注射針を刺し、そこからヒアルロン酸を注入します。また、ピアスなどで穴を開けている方でもその穴を塞がずにヒアルロン酸注入による耳たぶの厚み整形が可能です。

生まれつき耳たぶが裂けているもの、またはピアスを引っ張られてしまうなど何らかの事故に巻き込まれて耳たぶが裂けてしまったものは「耳垂裂症」と呼びます。治療方法は、まず、裂けている部分の内側を少し切除し、美容外科縫合にて裂けた2つの部分を合わせて縫い合わせます。手術時間はおよそ30分程度。抜糸は1週間後です。費用は自費でおよそ15万円ほど掛かります。保険適応にて治療するクリニックもありますので、カウンセリング時に医師にしっかりと確認を取ってください。

眼や耳、ニキビなどの治療は保険適用か自費か、非常に判断が悩むものになります。広義的には怪我や病気の治療は保険適用、美しくなりたい美容目的の治療は自費とされていますが、この中間ぐらいに位置しますと、どちらなのか判断に悩むところです。保険適用か自費かは医師の診察のもと、医師が怪我・病気と認めた場合は保険適用になります。ただし、一概に立ち耳の整形や耳垂裂症の形成外科治療でも、怪我・病気と判断する医師や美容目的と判断する医師がいますので、結局は医師のさじ加減といった方がいいかもしれません。保険適用の有無などはカウンセリング時に医師にしっかりと確認を取ってください。