{{ message }}

{{ message }}

既にメンバー登録済みの方


まだメンバー登録されてない方はこちらから登録!

美容外科でできる足痩せ手術の正しい選び方

痩身、メディカルダイエット

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/01/17


現在の主な施術方法として以下の4種類(脂肪吸引、脂肪溶解注射、下腿筋萎縮術(TCR)、ボトックス注射)をご紹介します。

・脂肪吸引
太ももやお腹を中心に行う施術方法として知られることの多い脂肪吸引ですが、ふくらはぎにも用いられることがあります。

人によっては、足首やふくらはぎ周りの筋肉発達だけでなく、その周りに脂肪を溜め込んで痩せにくくなっていることがあります。その場合はこの脂肪吸引という選択もあります。

脂肪吸引は今でこそポピュラーな施術になりましたが、ドクターの腕次第では表面が凸凹になってしまうなど、経験豊かなクリニックで受けなければ難しい施術の一つです。入院の必要はありませんが、腫れや内出血が1週間程度続き、施術後3週間程度は激しい運動はできませんが、効果が高く、メリットは施術した後も脂肪がつきにくいという点です。

・脂肪溶解注射
ヨーロッパやブラジルでは、脂肪溶解注射で行う部分痩せの方法が確立されてきています。特徴として徐々に除去していく手法で、痩せたい部分に2センチ単位で細かくアプローチしていきます。痛みや腫れが少ないのが魅力ですが、結果が出るのに時間を要し、除去する脂肪の量によって通院回数に差が出ます。

ただし、こちらの方法は筋肉よりも脂肪の方が足痩せに影響している場合に用いた方が効果が期待できます。筋肉が張り出してきて足のラインに影響している場合は、他の選択をすることも必要になると言えます。

・下腿筋萎縮術(TCR)
下腿(かたい)とは膝から下の部分を指しますが、この「下腿筋萎縮術」とは、ふくらはぎ周りにある大きな3つの筋肉、腓腹筋2種とヒラメ筋で構成されています。この3つの筋肉にアプローチする方法です。つま先で立つと、ししゃもの様な足を作るコブができますが、この3つの筋肉が収縮することで作られます。

大きなメリットとしては、手術で切開する大掛かりなものではないことです。高周波を用いて関連する筋肉の神経伝達を遮断し、筋肉を細くしていく方法である為、ダウンタイムが少ないタイプの施術法になります。

一般的な施術方法としては、長い針を下腿部分に刺し、筋肉の中に高周波を流して筋肉を焼いて萎縮させます。針を入れる為の部分には小さく切開したり縫合したりする場合もあります。

術後は、1ヶ月程度の腫れや内出血、歩行時の痛みなどが2週間〜3ヶ月ほど続くことが予想されます。術後は腫れがある為、足痩せとしての実感は腫れが引く1ヶ月後からで、その後も6ヶ月程度で筋肉の萎縮が進行していきます。結果に時間がかかる分、後に左右差が出たりなどして自分が思ったよりも細くならない場合もあるため、注意が必要です。施術者の腕が未熟だと重要な神経や血管を損傷するなどのトラブルの可能性もあるので、美容外科選びをきちんと行い、ドクターと相談しながら選択する必要があります。

・ボトックス注射
上記の施術方法よりももっと簡単に足痩せを実現したい、より安全な方法で行いたいという要望に答えるべく、ボトックス注射をするだけで足痩せを実現する手があります。

ボトックスは、顔周りのシワなどで効果を発揮することで有名ではありますが、そのメカニズムが足にも役立ちます。このボトックスはA型ボツリヌス毒素を使って筋肉と神経の結合部に働きかけて筋肉の動きを弱めてくれる働きをします。具体的には、筋肉が収縮する時に生み出される“アセチルコリン”という物質の動きをブロックすることで筋肉自体の働きを抑制することができます。1989年に米国で承認されて以来、各種疾患の治療に応用されているものです。

このボトックスを、ふくらはぎの盛り上がりの箇所である筋肉に注射します。この筋肉に注射することによって、筋肉の働きを弱めて気になる盛り上がり部分を減少させ、足を細くすることが可能です。まず気になるのは安全面ですが、このボトックス注射では通常歩行する際に必要になる筋肉は落としません。

ボトックスを注入する注射は細いものがほとんどであり、痛みの心配はありません。気になる人は麻酔クリームなど準備しているクリニックもあります。ダウンタイムがほとんどなく、治療自体も5分程度で終了します。1回でも効果が見込めるのも魅力の1つです。

デメリットとしては、通常の美容整形より多量のボトックスが必要になることです。また、徐々に元に戻ってしまうので、効果が切れてしまう6ヶ月以内に再度注射をしていく必要があります。追加治療は3ヶ月以上開ければ可能です。

また、筋肉に対して直接アプローチする治療法である為、施述後しばらくはダルさが出たり等、歩行への影響が考えられます。通学や通勤、仕事上で歩行が多い場合は予め普段通りの生活がすぐにできないことも想定した上で、治療時期を選ぶことをおすすめします。

コラムの担当クリニック

  ドクターインタビュー


ドクター相談室

美のお悩みを直接ドクターに相談できます!
762人のドクター陣が71,434件以上のお悩みに回答しています。